札幌から留萌へドライブ

日記

今日は私の誕生日である。

実は、歳はもういいよと、目立たないようにしていたのであるが、今朝、しばらくぶりに昨年末に東京荒川区から新潟の新発田市(彼の故郷)に帰った従兄弟から留守電が入っていた。「今日誕生日だったよね!また後で電話しますー、ガチャ」…

これまで誕生日やクリスマスなんて形式は特にあまり気にしてこなかった。お付き合いのためだけで、特におめでたいとは思った事も無い。

従兄弟から二度目の電話あった時は、幸い、札幌から留萌へドライブ中だったので、話題は気軽に切りかえられた。

が、78歳という誕生日はこの電話で意識に残る1日となった。

留萌へのドライブウエイ

HHの運転で石狩地方を走る。次第に天気が良くなり、風薫る5月を感じさせる。道のところどころに、ピンク色の桜が目に入る。途中でHHが道を間違えて2度ほど「聖堂、、、」の看板に誘導されて迷い込んだ。最初は、キリスト教の聖堂のようだったが、入り口に入る前に気づき、引き返す。

二回目に誘導されて迷い込んだ所は、桜が広い丘いっぱいに咲き誇り雄大な景色に引き込まれた。中を散策して回ったところ、創価学会の墓園ということがわかった。2代目、戸田会長の大きな銅像が広場の奥のほうに屹立していた。後で調べて見ると、この方は石川県加賀市出身で、生まれて2年後の明治35年(1902)に北海道厚田郡厚田村へ移転し、1920年に上京するまで過ごした、とある(Wikipedia)。私の実父の6歳年長であるから、およそ同年代だ。この土地で幼少期から18歳まで過ごしたので、何らかの記念としてここに祀られているのかもしれない。

留萌ご当地グルメ探索

そこから留萌までの海岸線はまだまだ。途中眠くなったので休憩をとる。ちょうど、その場所はウグイスの鳴き声のする海辺だった。

海の見える海岸沿道 ウグイスの声がする

▶︎📝 音声埋め込みうまくゆかずキャンセル

留萌につくと、あらかじめ「ご当地グルメ」で探しておいた店を探して、昼食を取ることにした。しかし、駐車して周囲を眺め、駐車場の道路を隔てた対面の店が良さそうだ、と言う。まぁこちらは食にはこだわりないので、一緒に道路の反対側まで小走りで行く。

そこは特に変哲のないハンバーガーショップである。メニューをみると全て手作りだと書いてある。どう違うのか、よくわからず、適当に頼んで食べた。ハンバーガーそのものは美味しかった。

車に戻り、エンジンをかけようとすると、エンジンがかからない。途中でも一度あり、私が代わったらすぐエンジンが起動した。何か間違ったのか、とその時は思った。が、2度目だ。何度試してもダメそうだ。もう一度、私が代わりに操作してみたが、今度は何度試してもかからない。やはりおかしいということになり、レンタカー屋に電話して、JAFに来てもらうことになった。何時になるか判断つかないという。しかし、30分後ほど経過した頃にこちらに向かえると連絡が来た。

しかしレンタカー屋に戻れる制限時間に帰れそうもないという。そうこうしているうち、10分ほどしただろうか、再びエンジンをかけてみたら、エンジンがかかったではないか。すぐにJAFに断りの連絡をし、休憩してもエンジンは切らずに帰ろう、ということになった。バッテリーの劣化ではないのか、と素人ながら思いつつ、帰路へ向かう。

結果、往復300kmくらい走行したらしい。