essay250430(水)晴

五月晴れの空に浮かぶ、宇宙の神々」

― 週記と日記のあわいで綴る、内なる宇宙の記録 ―

春から初夏への境目。4月の空が、まるで「五月晴れ」のように透き通っていた。
かつての日記を週記に改めてみたものの、ふとした思いを記すには、週という単位はあまりに長く、遠く、曖昧だった。
気づけば再び日記のような形式に戻ってしまうが、それもまた自然の流れか。
そんな自問自答の中で、地球の人口のことや、自分の心に棲む「背後霊」との対話までが浮かんできた。この記録は、外に向けた文章でありながら、誰よりも自分自身に語りかける、小さな宇宙への航海記でもある。


今日は五月晴れ。
4月晴れ、という言葉はあまり聞きませんが、最近は温暖化の影響か、4月にもたびたび五月晴れのような天気を感じることがあります。
本来「五月晴れ」とは、梅雨の晴れ間を指す言葉でしたが、いまでは「5月の爽やかな晴天」を意味することが一般的になっています。
この先は、4月にも違和感なく「五月晴れ」という言葉を使うようになるかもしれません。

ところで、週記にしたのに、どうしてまた日記のような書き方になっているのか?
それは、週記にしてみると、一週間という時間が想像以上に長く感じられたからです。
思いついたときに書き留める癖がついているため、ふと何かを書こうとすると、「あ、これは週記だった」と自制する。しかし、1日の中のふとした思いは、後になれば思い出せないものです。
一週間も経てば、日々の出来事もまるで遠い夢のよう。
それならば、思いついたときに書く日記風のエッセイとして続けよう、そう思ったわけです。

もっとも、こんな個人的なことを誰に向かって語っているのかというと、実のところ、架空の読者か、あるいは自分自身の内なる仲間たちに向けた夢物語です。
自分の仲間とは、私の心の中に住む「背後霊」(*1)や、その時々に心に棲みつく誰かたち。いわば、私の内的宇宙、小さな小宇宙の住人たちです。

話は飛びますが、ふと思いつきました。世界の人口はいまどうなっているのだろう?

2025年4月30日現在、世界の人口は約82億人と推定されています(国連「世界人口推計2024年改訂版」)。
今後の推移予測では、
• 2037年:約90億人
• 2060年:約100億人
• 2084年頃:約103億人でピークに達し、減少に転じる
とされています。([出所 ChatGPT調べ])

私が現役で頑張っていたころの記憶では、世界人口は60〜70億人だったはずです。ずいぶん増えたものですね。

ふと、思います。
地球に住む人口と同じくらい、人間の心の中にも、無数の神々が棲んでいるのではないかと。

今朝、セブンイレブンのイートインでコーヒーを飲みながら、そんなことを考えていました。
あぁ、それにしても、青々と透き通った空のなんと美しいことか。2025/4/30 小生80歳の誕生日であるが、、宇宙の出来事の中には入りません😸

(*1)背後霊──私的定義
自己の行動に影響を及ぼす、心の中に生きるさまざまな内的存在。遺伝子を通して受け継がれた生命の記憶。地獄から天国まで、あらゆる階層に存在する神々。そして、それに現世に過ごした幾ばくかの思い出の人々も加わっている。