日記250828(木)曇33-24℃

884 06

📍 6:00-7:00 モーニングタイム ‖ 曇りでも予想は33℃、このまま真夏日で9月に入るのか?

医療制度と自らの医療に関わる方針をどこに求めるか

こんなテーマを掲げて考え事をしている。

今日は病院で検査の予約が入っている。PSA値を調べることになっているのだが、どうにも戸惑いがある。仮にその値が上昇していたとすれば、さらに精密検査に進むことになるのだろうか。その先には何が待つのか――それを思うと、このまま医師に依存して生きる道を決することになりはしないか、と考えてしまうのである。いつかは決心しなければならないのはわかっている。老いと病についてどう考えるべきか、朝食後で眠さの中、スタンスを決めないといけない。

時間があったのでセブンイレブンでコーヒーを飲み、一息ついてから気持ちを整えようとした。その折に和田秀樹医師の番組を思い出し、視聴してみた。

番組では次のようなことが語られていた。「ヨクフウカイ(*1)で85歳以上の高齢者100人を解剖してみたところ、癌を抱えていない人はいなかった」というのである。

すなわち、この年代になると、診断の有無にかかわらず誰もが癌に罹患していることになる。だからこそ、私の父が病に伏した際、医師は九十歳で癌と診断を下す時、あえて強調するような言い方をしなかった。確かに診断名としては告げてくれたが、それは感情のこもらない淡々とした口調であり、印象に残らないほどであった。当時の医師は、九十歳を超えれば癌の一つや二つ見つかっても不思議ではなく、むしろ手術は避けた方がよい、という考えを口にしたように覚えている。その時、診療についての方針についてのエピソードが記憶に蘇ったが記録からは外しておく。

さて、そんな事実があるのであれば、80歳のいま、癌を心配して検査を受ける意味はあるのだろうか。本心を言えば、苦しい思いは避けたい。それが癌の治療によって軽減されるのかどうかによって、医療制度に頼るか否かの判断も変わってくる。治療を受けなければ副作用もなく、痛みすら感じない例があるとも聞く。それが偏った情報なのかどうか、自らの心のあり方が偏った情報を引き寄せているのかもしれない。その点を冷静に見極めたいのである。

[注記*](*1)ヨクフウカイ(浴風会) ‖ 検索結果。

「ヨクフウカイ(浴風会)」とは高齢者福祉・医療・介護を一体的に提供する歴史ある社会福祉法人の正式名称である。

和田秀樹医師が番組で言及されていた「85歳以上を解剖したら癌に罹患していない人はゼロだった」という話は、浴風会病院などでの臨床経験や解剖例に基づく発言である。

————————-

📍 8:20-at飯能中央病院 8:30-受付開始まで待つ。

∟忘れた前回検査 ‖ 糖尿病検査前回6月5日

∟今日の検査目的ははPSA値検査のための採血のみ

—– 9:30 採血終わり

📍 10:00-ウォーキング再開

病院の先の方に歩みを進めた。飯能河原へ向かう道のはずであるが、歩いたことのない街並みだ。奇妙なカーボーイのコーヒーショップ、閉まっている。その先も住宅街だが、少し趣が異なる。さびれた店が何軒か並んでいる。景気の良かった頃はある程度栄えていたのかもしれない。この辺りで見かけたことがないスナックも数件並んでいる。そこを通過してなだらかな斜面になって来た。閑静な住宅街が続いている。飯能河原まで行けるかどうか、地図を見ないでしばらく歩行を続けてみる――「小町通り」という小さな看板がある。なるほど、名前からしてそんな雰囲気が感じられる道だ。すると、見慣れた通りに出た。「飯能小町公園」だ。

,病院に行く途中で躓いてしまい右足の小指の爪が剥がれかかって痛い。爪が変形しているので生え変わったほうが良さそうなのだが、無理に剥がすにはちょっと痛すぎるだろう。ゆっくり飯能河原へ向かうとする。しばらくスマホはしまってしまおう。電池切れになりそうだ。

📍 10:45-飯能河原へ到着した。低木の雑草や石ころの河原が見える。20名ほどの若人が集ったり、歩いたりしている。対岸に並ぶ店に灯る橙色の電灯が人を誘っているようである。

メダカの群れもいない、魚は一匹も見えない小川だ。おそらく昨日の雷雨があったせいで水量が適度になっているのではないか。

周辺道案内板

📍 11:00-離陸🛫 方向転向で図書館へ向かう

ここまで歩いて、(寝過ぎによる)頭痛が取れているのに気づいた。あのまま外に出なければ、食事の後、ベッドに横たわっている気がする。とにかく今のままだと、外に出ないと病気になるか、悪化するに違いない。

📍 12:20- 図書館到着、コンビニで買った昼食(主にタンパク質源と飲み物)を図書館の2階小ホールで摂る。

♨️ 12:30-14:10 居眠り。

∟新聞、雑誌

📍 15:50-帰路ウォーキング​開始

夕暮れに 生暖かき 虫の声

♨️

📍 22:00-The day is drawing to a close.

1 2