アップルPCの利用トラブル
しばらくぶりに札幌に置きっぱなしにしていたアップルPCを使おうとしたところ、侵害以前のアップルIDが邪魔して操作できない。
スマホやiPadの方は乗っ取りからの回復は終えていたが、こちらのパソコンは動作しないことがわかった。その回復までの記録をここに記録しておくことにする。
Apple IDの侵害に遭遇すると、アップル製品の全てが影響受ける。よほどIDの侵害には気を配るべきだ。
まずは、スマホにインストールしてある親切なAppleサポートアイコンをクリックして、スマホから応援を頼んだ。
結局は、チャットでのサポートでは無理だと言うことになり、別途、電話サポートを受けることになった。
スマホで電話サポートに繋がり、カメラを使って画面共有する。そこでリモートで画面を確認しながら、サポートの協力を得て、操作し、あるところまでいって、その先20分以上かかるところで、残りは自力でやれることになり、電話は終えた。
私は数年前から全てクラウド上のメモリを使っているので、パソコン内部のデータはほぼ必要ない。なので、バックアップの心配はなく、簡単だった。パソコンのメモリーをクリヤし、OSを初期化するのである。
初期化が終わり、ユーザー登録を終え、アップルの利用規約に同意する。ここで、同意するのキーが無効になっている。戻るボタンは有効。で、戻ると、この直前でやったばかりのAppleIDと、パスワードを求められる。要は、無限ループとなる。後でわかったのは戻るボタンを3段階くらい戻り、選択リストの変更など必要だった。しかし、説明がないとわかるところではなかった。どうしようもないので、再びAppleサポートを利用することにしたのである。まだ、数時間前に問い合わせしたばかりだったので、割とスムーズに対応してくれた。そこから改めてリモート操作付きでサポート受け、ようやく使えるところまで来た。
アップルサポートの限界
アップル製品は堅牢な作りになっているので、何年でも使えそうに思える。ところが、サポートには原則的な制限があることがわかった。
- 製品購入後、5年まではサポートする
- 5年過ぎ、7年未まで、「ビンテージ製品」となり、通常ソフトのアップデートは対象から外れる。また修理サービスの保証がなくなる。修理不可能と言うこととは違う。
- その先は、「オブリート」製品となり、サポートは打ち切られる。それは買い替えを暗に要請されると言うことだろう。古い製品のサポートで能力が無駄に消費されることを避けている。うまく手を打っている。日進月歩の業界なので、やむないといえる。
パソコン用語
ボット(bot) 人のやるべきところを自動実行するプログラムのこと

あとがき
Wi-Fiを繋げないところで、日記入力し終えてアップロードしたところ、入力した記事が全部消えた。よくソフトウエアの開発をしていてうっかりしてそのような経験をしたことのある人は、同世代のエンジニアならかなりいると思う。まぁ、それまで集中していた成果がゼロになるのは相当がっかりする。疲れてしまい、2度と同じところにはこぎつけない。最初のものが一番なのである。