防衛産業強化 ‖ 識者「民間譲渡に期限を」

📝防衛省は、防衛産業に取り組むための基本方針をまとめた。根拠となる法律は通常国会で成立した[防衛産業基本法]である。要は、防衛産業に対する国家の支援をどのような根拠で実施してゆくかの考え方の基本を決めるものである。詳細は他に譲る。

「正義の人賞」に根井三郎氏が推挙される

第二次世界大戦中に、ユダ人を救った、として氏がイスラエル政府の「諸国民の中の正義の人賞[ヤド・バシェム賞]」に推挙された。📝根井三郎氏は当時外交官で、独自の判断でビザ発給により「ホロコースト」によるユダヤ人難民を救ったとされる。すでに、日本からは杉原千畝(1900〜1986)が受賞している。彼が1985年にこの賞を受賞されるまで10年の歳月を経ている。📝【ホロコースト ]第二次世界大戦中の国家社会主義ドイツ労働者党がユダヤ人などに対して組織的に行った大量虐殺を指す。📝👀 緊迫した現在の国際情勢のこの時期のニュースに背景が隠れているようにも思われる。この申請には国士舘大の元教授であったヤコフ・ジンベルク氏と、ロシア国立大文大のイリア・アルトマン教授が連名で10月にも選考委員会に推薦する(という)。前例から見て、選考には数年以上かかる可能性がある。

家事労働に勤務10時間以上13%

[厚労省実態調査による]家事労働に従事している方々のうち3割が「休憩時間がない」と。労働側からは「労基法対象に検討を」と要請されている。📝かつて私の両親が東京に来た時、母親がとあるテレビでも有名な学者の家事労働をした時があった。もう40数年前になるが、その時に漏れ聞いた内容を思い出した。『ちょっとした暇も与えることなく、次から次へと仕事を言いつけ、手が空くと肩揉みさせられたりする相手に、遠くを見る目つきで語ってくれた。「人を使う側というのはあんなものなんだよ…」と語っていたのを思い出す。子供の頃からおしんのような苦労話の延長線で悔しい気がしたものだ。放置すれば、社会の目の届かないところに属している方々は、そんな目に遭いやすいのだ。家事労働など、まさに陰の仕事だから、目につかないところでの労働環境は問題視してちょうど良い。その後に、自分でビジネスを立ち上げ、日夜仕事に励んでいた頃は、この両者の気持ちの狭間で、はっきり言って苦しんでいたこともあった。やがて二律背反の中で、調和を図ることが仕事のようでもあった。

その他の記事

  • トヨタ自動車 4〜6月期(四半期)に営業益1兆円超 ‖ 国内初、円安が追い風 📝円安で儲かる企業、損する企業様々だ。国の為替政策にも影響を受けるのだろうと推測される。GDPのゼロ成長下でも、それを良い機会だと利益を上げる企業もあるに違いない。例えば、日本の製品の品質の高さは海外では有名だ。なら、円安が進むということは海外から見ればありがたいことなのだ。つまり、日本から安くて品質の良い商品が手に入るからだ。ごく最近でも、海外から日本の不動産を買いにやってくる若手富裕層が話題になっていた。彼らから見れば、円安が進む日本の不動産が割安に感じるからだ。
  • スーチー氏、(軍の主導による)恩赦で刑期が6年短縮された ‖ よく読むと、それでも合計で残り27年ある。まるで意味はないが、国際的な圧力を減らしたい、という効果は多少あるだろう。また、それが狙いに違いあるまい。
  • サウジがウクライナ和平会議主催 ‖ 各国の思惑交錯
  • 重要技術支援23件追加 ‖ 根拠は[経済安全保障推進法]に基づく国の特殊産業界の支援で、市場原理に任せると研究が不十分になる恐れのある分野に特定される。下図参照
国策として重要視される安全保障に関わる技術分野
  • [社説 ]トラックの速度、引き上げは本末転倒📝労働時間の削減で稼働時間制限されそうになったからと、トラックの速度制限をゆるくするなど、全くもって本末転倒だと思い続けてきた。溜飲をためていたが、このタイトルで、少しスッキリした。ジャーナリストの役割はありがたい。
  • 週休3日制 賛成92% (減収なら)反対70%📝産業の発展は次第に人類に利便性を蓄積してきた。人類に必要な日用品がほんの少しの労力で生産できるようになりつつある。そこでは、従来8時間かけて作っていた品物が、1時間でできて、安く提供できるようなったりしている。100円ショップを眺めて歩くと、あまりの安さに驚く。これで飯が食えるのか?である。が、働いてるのが工場のコンベアの上だとすると、そこに必要なのは設備や燃料である。人力は昔の百分の一以下だって普通にあるだろう。要するに、働かなくても必要なものが手に入るということだ。ここに至るまでには長い間の先人たちの貴重な労働があったからこそである。インフラの備蓄である。これからも続く。とすると、ますます働く場が減り、物は溢れる。しかし、心配無用だ。何もそこで働かなくても、人類の欲望そのものがなくなるわけではない。別の欲望に向け、新たな産業が生成される。国から生活費が支給される時期も、やがて人智が及び、やがては訪れるはずだ。その頃は、彼岸に到着しているが…
  • 真夏の甲子園[記事は、文芸評論家の斎藤奈美子氏]:切抜 になってしまうが、およそこうだ。▶︎猛暑日に試合は中止であるが、それ以下の気温と言っても猛暑だが、大丈夫か疑問?(…) ▶︎優勝校以外が敗退に泣くトーナメント制…なるほど、ですね 、改善の余地はありそう。▶︎大勢の補欠がいる強豪チーム………これも前問同様。📝問題に取り上げたらさいご、問題の無い問題はない、これが社会というものであるが、試行錯誤で少しでも改善していって欲しいものである。
  • 7月後半、熱中症搬送、一万人超。都心は最も暑かった夏を記録。平均28.7℃で平年を3度上回る。
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