精神医療に新たな理想を ‖ 法人理事長に聞く

北海道浦河町の「浦河ぺてるの家」の向谷地生良(むかいやちいくよし)理事長(67)らが40年以上かけ、精神障害者がありのまま暮らせる素地を作ってきた。そこでは精神障害者が街中で当たり前に暮らしている。向谷氏「個人を治してあげる時代は過ぎ去った」。✍️ このメッセージは、ヒポクラテスの言葉と重なり、私も生き方として共感はする。

一方、精神医療の現場には一般には長期入院や身体拘束を肯定する考えが普通だ。こちらの立場が、タイトルの法人理事長の次項で紹介する山崎会長側である。もちろん、言い分にクレームをつけるほど事は単純ではなく、なるほどと言える部分もある。

それぞれの言い分はどうか。前者の向谷氏、後者には、日精協・山崎会長(82)の言い分をインタビューした記事がある。以下、紹介されているURLを掲載。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/261541?utm_source=qrcode&utm_medium=shimbun&utm_campaign=article_261541

投票所が自宅に出向きます

期日前に高齢者ら対象に車両が巡回し、投票してもらう試み ‖ 茨城県つくば市は、2024年にインターネット投票を目指していたが、それを先送りし現行の法制度で可能な新しい投票方法を実施する

内閣改造報道 昔からの疑問

[=東大教授 宇野重規]あたかも派閥全盛時代に逆戻りしたかのように見える今回の内閣改造劇を見て政権交代の可能性を(求めて)立て直す必要を痛感した[記事|時代を読むから引用]

✍️ 全く共感。マスコミの報道も、お茶飲み話しと変わらない。その内容、国民と何の関係があるのか、という意見に全く共感する。もう少し真剣な姿勢を打ち出せないものか…偏見がもしれないが、この方の記事には私はいつも共感する。

景気悪化80%、なお高水準 ‖ 全国世論調査

米、長射程ミサイル供与へ ‖ ウクライナにバイデン氏伝達

昨日のニュースでは、ゼレンスキー氏が要望した「長射程ミサイル」。その場では提供を否定されていたはずのミサイルである[ワシントン=東京新聞、浅井俊典]

カナダ、ウクライナに3年間で715億円支援表明

ロシアによる侵攻から初めてカナダを訪問したゼレンスキー氏は、オタワ議会で演説をし、「勝利まで共にいてほしい」と支援継続を訴えた。演説中、議員側は拍手を繰り返した…

糖尿病 改め ダイアペティス

学会・協会が提案、偏見解消狙う

現代は、尿から糖が出るからといって糖尿病とは限らない。また、出ないからといって糖尿病だとは判断できない、という。糖尿病という名称は科学的に正しいか疑問だという[日本糖尿病協会の清野理事長]。

✍️ 糖尿病は、かつて「蜜尿病」と呼称されたこともあった。しかし、近年様々な研究を経て見解が分かれてきた。嘗ての常識は覆されることは医療業界に限らず少なくない。古い情報にとらわれているといつのまにか時代遅れになる。

→自分のことで恐縮であるが、10年以上前にはインスリン注射を医師に薦められた。私はその頃、否、相当若い頃から薬の効果について疑問を抱いていた。体験的に全て医師のいうがまま、というのには疑問を抱き、現在に至る。

→医師から見たらありがたくない病人だろう(ただし、全否定しているわけではない)。

こうした記事を目にするたびに、私が心掛けているヒポクラテスの考えに基づく健康への取り組み姿勢にある程度自信を持つ。生死もつまるところ自然の意思なのだから…

犬と人間の共生史[=東京新聞日曜特集]

[注記]*印は本文末尾にて解説

3万〜5万年前 共通の祖先から狼と犬が分岐した[時期は不正確]

警戒心の強い狼と、好奇心と寛容性の強い犬、その犬の方が森から離れ平原に進出した。人間の残飯を狙って人間の集落周辺に住み着くようになってゆく…

犬のおかげで人間が夜間に大型食肉獣の接近を知ることができた。そのおかげで睡眠の質が上がり、人間の大脳の発達を促した可能性も指摘されている。

1万数千年前

日本の祖先(縄文人のルーツ)が大陸から日本に移り住んだ。この時は犬を連れてこなかった可能性が強いとされている。

およそ7300年前(縄文時代)

愛媛県の上黒岩岩陰遺跡(*)から1962年に二匹の犬の骨が見つかる(埋葬された遺跡から)。→人の生活のパートナーとして溶け込んでいた証とされる。

およそ2300年前(弥生時代)

名古屋市などの朝日遺跡(*)から200点の犬骨が出土。解体痕もあり、食用にされていたとも推測されている。

平安時代(794〜1180)

貴族社会の中でペットとして飼う習慣が生じる

江戸時代(1600〜1868)

五代将軍徳川綱吉が「生類憐みの令」で犬を保護

明治時代(1868〜1912)

洋犬が日本に流入し、日本犬と交雑が進む

1932年 ハチ公の美談

ハチ公の美談が新聞に掲載されて話題を呼ぶ

1939年 ドイツからシェパード4頭

日本初の盲導犬として活動する

1956年 国内で狂犬病がこの年を境に根絶
1995年 日本初の介助犬が誕生

手や足に障がいのある人の手足として人を助ける役割で活躍

2010年 静岡県が、県立子供病院で犬を採用

犬を常駐させ、子供たちに寄り添う施設を病院が導入した(ファシリティドックと呼称)。

2014年 大規模老犬介護施設ホームを開設

茨城県つくば市

2021年 福島第一原発事故で秋田犬活躍

原発事故で福島県南相馬市小高区に秋田県大館市から秋田犬の大馬(だいま)が贈呈された。秋田県の尿には空き家を荒らすイノシシを寄り付かせない効果がある。帰還した住民を癒すアイドル的存在に…

2017年 ペット市場で猫の数が犬の数上回る

猫に比べ犬の飼育には手間がかかることが背景にあるとされる。

地域犯罪発生率の低下 ‖ 刑法犯罪数と飼育犬登録数の関係

東京都内の53自治体で犬の飼育率が高い地域ほど刑法犯の認知件数が低いことが分かり、犬が犯罪抑止力になっていることが裏付けられたとされる。📝本質的に人間の犯罪数が減少したわけではないことを強調しておきたい物だが…

→調査は麻布大学獣医学部と立教大学石黒格教授]が進めている研究による(2004年から2020年)。

[*印解説]
上黒岩岩陰遺跡(*)

https://www.kumakogen.jp/site/education/1666.html

朝日遺跡(*)

朝日遺跡は、愛知県名古屋市西区から清須市にまたがる縄文時代から江戸時代にかけての複合遺跡。特に弥生時代の集落跡は東海地方最大級の環濠集落として知られる。その範囲は東西1400メートル×南北800メートル、推定面積80~100万平方メートルに及び、全国でも有数の規模をもつ。 [=Wikipedia]

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