雇い止め*1 「市民の損失」 ‖ 千葉のハローワーク / 実績ある相談員、信頼厚く
「経験や実績のある相談員を雇い止めにする事は損失だ」
✍️ 確かに、ベテランが辞めて新しいメンバーになれば、それまでの習熟した作業は一旦は停滞するだろう。しかし、それをいうなら後輩が育たない。前任者の見落としている点など見直しの機会損失になる、あるいは市民全体に公平に仕事が回る事も重要だ、等々、一方の問題は必ずある。 ‖ 一方で政治の役割がここにある。財政法4条、財政均衡の悪弊が、一因でこうしたパイの小さいところでも争いが尽きない。マスコミの勉強不足もある。
✍️ 二律背反という事例は、あまねく社会に潜むものである。確かに困っている人の立場を守ることはジャーナリストや政治家の役割であろう。尤も、最近の政治は必ずしも理想通りではないのは周知であるが。
✍️ 左右、上下のバランスを十分考慮したつもりも、実施すれば問題は発生する。決めて以降は、より良い方向で修正しながらやるしかないのが人間社会である。
✍️ 安易に記事を鵜呑みにはできない。一面を捉えてみた。
[裏金問題]谷川弥一議員、飲食に使った、と辞職願
氏曰く「金を集める力と論陣を張れることが政治家として偉くなることだと思っていた」と語った 。
✍️ この発言内容は意味深である。ドラマなどでも、政治家というと、海千山千の猛者のようなイメージでしばしば役割が演じられる。それが、氏の言葉の中に表れているように思う。確かに、人間社会が清廉潔白で成り立つような単純なものではないことぐらいはわかる。
✍️ 政治家には清濁合わせ飲む精神的な太さも時には必要だろう。が、そこは法律で制御されて然るべきで、今回のような法に触れた以上、職を辞するのは潔い姿勢だと思う。「飲食や会合などの政治活動に使った」というが、ともかくも辞職願は納得。
✍️ 一方、萩生田氏は環流額2728万円(脱税)、議員辞職や離党は否定…安倍派幹部、党の幹部ともなると、辞めれば済む、というものでもないので、素人判断はできない。しかし、下野して欲しい。
25年度 財政赤字1.1兆円
✍️ 赤字というが、財務諸表で考えれば、国民資産が1.1兆円増える、ということである。国民が自分の懐感覚で考えてはいけない。
✍️ さらに、「政府試算、黒字化達成できず」というサブ見出しがある。もし黒字化にこだわるなら、国民からお金を吸い上げればいいだけのことだ。それイコールデフレとGDPの減少である。
✍️ 現代社会は金本位制ではないが、大多数の国民は長い間の当時の常識からの脱却ができていないように思う。新聞記事など最たるものだ。
最近、あまりの酷さからか、日銀がそうじゃないよ、と論文を発表したというが、確かめてみたい。そんな面倒な論文を忙しい毎日の中で喜んで読む人もいないと思うが。
介護職員ベア2%以上 ‖ 24年度報酬改定で人材確保目指す
おそらく2%程度ではまだまだ低いのではないか。介護職の資格取ったはいいけど、賃金が安すぎて務まらないと元IT系の私の知人は我慢しきれず退職した。じゃ、どの程度が妥当かはわからないので、この場では何も言えない。
その他のニュース
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- 愛子さま(学習院大4年)、日本赤十字社に就職内定 ‖ 皇室公務に当たりながら、嘱託として勤務する予定。昨年12月には中世の和歌をテーマに卒論を出したばかりである。
- [ニューデリー=共同]インド北部に新たな火種か ‖ ヒンズー教徒とイスラム教徒が帰属を争ったインド北部の聖地アヨドヤにヒンズー教寺院が建てられ、モディ首相が出席して落成式が開かれた ‖ 首相はヒンズー教色を強めており、寺院建設支援を公的に掲げている。「何世紀もの忍耐と犠牲を経て歴史的な日を迎えることができた」と ‖ それはいいとして、ヒンズー教徒とイスラム教の新たな火種とならないか。
- 東証終値34年ぶり3万6000円 ‖ グラフ(下図)を見るとゾッとする。期間は長期であるが、典型的な暴落手前のパターンである。あくまで、パターンであってその通りにはいかないのが相場と言えるが、あのバブル経済を思うと、いつまでも急な上昇はないと思う。それが、いつか?である。当時の株式市場の暴落時も、周りの人がよく言っていた。そろそろ来るぞ(暴落)、来ないねー、、と恐る恐る投資していたのを覚えている(私はやらなかった)。
用語解説
*1 雇い止め
契約期間が来て、雇用関係が終了されることを指します。雇用主が従業員を解雇する場合や、従業員が自ら辞職する場合などが含まれます。法的な手続きや条件が労働基準法に基づいています。たとえば、正当な理由なしに解雇されることの防止や、適切な手続きの確保などが規定されています。