学校死亡事故7割未報告

7年間460件中 ‖ 国、報告徹底図るため今年度内にも指針*改定

文科省によると、報告は141件、そのうち詳細な報告は15件だった。およそ全報告の20%程度である。多忙な学校現場では指針への理解が不十分で、報告漏れの一因となっている。

自治体サイバー防衛強化

[総務省|法改正案]方針公表義務付け

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用語解説

* 指針 ‖ 学校事故対応指針。2016年に定め、全国に通達した。

ニュースあとがき

梅が香にのつと日の出る山路かな 芭蕉

‖ 👁️‍🗨️ のつと=ぬっと。晩年の芭蕉は俳句に「軽み」という理念を求めた。「軽み」とは気軽、普段の、と言った意味合い。重みのある俳句に軽みを加えて新鮮な味わいをもたらす、、そんな感じのようだ。初心者には芭蕉の深みに立ち入り難い。深みを感じるにも努力が求められる例か。

【解説】 元禄7年(1694)の芭蕉最後の春、51歳。野坡(のば)との両吟歌仙の句で、『炭俵』の冒頭を飾った名句といわれる。

立春を過ぎて残る寒い朝。梅の香が匂う山路には、何の前触れもなく朝日がひょっこりと昇ってくる。

「のっと」という日常語を持ってきて、死後に一大流行を作り出した「軽み」の実践句と言われる。

【時代】元禄文化は5代将軍徳川綱吉の時代。仏教信者母親の影響によると言われている「生類憐れみの令」で知られる綱吉は、3代将軍徳川家光の四男として生まれるも、兄たちが早世したことから後継者として育てられた。元禄12年(1699年)に長兄4代将軍家綱が死去。翌年、35歳にして5代将軍に就任した。

綱吉は政治に積極的に参加し、幕政改革を行った。厳しい法令や江戸の町人文化への干渉など、その政策は諸刃の剣とされた。また、8代将軍吉宗の「享保の改革」に継がる政策の礎を築いた。

この時代には享保の大飢饉や赤穂事件などの出来事があった。その後も多くの問題や変遷があったが、彼の統治は一定の評価を受けている。

こんな時代背景のもとで、松尾芭蕉は俳句という新しい文化を残したのである。

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