子どもの生活と学びに関する親子調査 2023

親子1万3千人にアンケート[ベネッセ教育総合研究所] ‖ [対象]全国の小学1年生~高校3年生の子ども‖以下要約。

  • 「自分は今、幸せか」「自分は将来、幸せになれるか」⇒「とてもそう思う」両方とも約3割‖まあそう思う」⇒5割‖「あまり+まったくそう思わない」⇒2割
  • 「自治体の人口規模」「世帯収入」「父親の教育年数」「母親の教育年数」「保護者との会話量」「子どもの性別」「子どもの成績」と、こちらは幸せ実感に関連はなかった。
  • 「保護者の幸せ実感」「保護者の教育的な働きかけ」「子どもの学年」「学校生活の状況」「友だち関係の状況」「学びの状況」「事故に関する認識」といった要因は、幸せ実感得点との関連がみられた。
  • 同じ親子を3年おきに6年間追跡調査したところ、保護者の幸せ実感が3年後の子どもの「幸せ実感」に影響するだけでなく、子どもの「幸せ実感」が3年後の保護者の幸せ実感に影響しており、相互に幸せを感じるようになっている。
  • 学校生活‖「授業が楽しい」を肯定する子どもは「幸せ高群」が43% ‖否定する子どもは20%
  • 「尊敬できる先生がいる」「自分の学校が好きだ」でも同程度(20%)の差が見られた。

[注釈]%の値は小数点以下四捨五入。

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