日記240524(金)晴 暑い日であった

題名の無い物語

人生とは予測できないから面白い

物語りの幕開け

いきなり物語が始まることになった。それはいつどうなるか、書き始めた自分にもわからない。なんの構想もない、思いつきで湧いてきた想像の世界なのだ。したがって、題名もきまっていない。先のことはなにもきまっていないストーリである。

しかし、考えてみた。

そもそも我々が生まれた時を思い返してみる。大抵の人は…おそらく、なんの予告を受けることもなく、無意識の世界からこの世に生まれてきたはずだ。無意識に生まれてきた。これは自力なのか他力なのか、運命なのかは実はわからないが、生まれてきて今、生きているという事実のみが正解だ。

だから、物語がなんの構想もなく始まってもおかしくはないのではないか。いや、むしろそれが普通のことだろう。構想してストーリーを終わりまで決めてからでは、いかにも作り物だ。それが今までの小説の常識かもしれない。が、常識は常に疑ってみるものだ。本来、先のことは予測できないのが人生であり、それこそが生きた物語なのだ・・・

ことのはじまり

つい先日、田舎の従兄弟から電話がかかってきた。私より3歳年下だが、年恰好が私より老けて見えると周囲の人が言う。が、本人は周りから若いと言われる、と。誠にもって自分のことはわからないものだ。が、その彼から久しぶりの電話がかかってきたわけだ。それが、想像もできなかったトラブルの始まりであった(つづく)

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