読書スタイル 乱読
題名 「死刑囚の記録」第七版 中央新書 565
著者 加賀乙彦(概要別)
概要欄を読むとおよそどんな本か見当がつく。
彼がこの書の中で最も言いたいことは「死刑が残虐な刑罰であり、このような刑罰は廃止すべきだ」ということである。
その理由は、下記による。
- 著者の死刑囚145名のインタビューでわかったことは、殺人を犯す前は死刑になることは1人も想定していなかった
- 犯行中の過程で4人が死刑を思い浮かべた
- 行為による興奮がさめた後では29名が自分の犯罪が死刑になると思った
この結果から、死刑にはほとんど威嚇力がないことが示されている。一般の人から見れば、罪を厳しく裁けば犯罪が減ると考える人が多いかもしれないが、実際にはそうではない、という主張である。犯罪者の多くは、衝動や追い詰められた状況で行動しており、その心理は普通の人には理解しにくい。しかし、専門家が事件を深く掘り下げることで、ようやく真実が見えてくる場合もあるのだろう。
著者が多くの殺人犯と会って得た結論は、刑罰を重くするだけでは殺人の防止には繋がらない、という警告である。
最後に、著者の後書きから抜粋して記す。
なお本書にあげた多くの死刑囚の、その後の運命について知りたく、法務省に問い合せたところ、刑の執行は秘密事項で教えられないとのことであった。裁判を公開の場でおこない、おおっぴらに断罪しておきながら、断罪の結果を国民の眼から隠蔽する、この不合理も、つきつめてみれば、国が死刑という殺人制度を恥じているせいではなかろうか。
加賀乙彦(かがおとひこ)
加賀乙彦は、1929年5月8日に生まれ、昨年2023年12月12日に亡くなった。昨年満94歳であった。(紛らわしいが、享年94才ともいう)
小説家であり、精神科医としても活動した。医療と文学の両分野で活躍し、独自の視点から人間の心や社会の問題を深く掘り下げた作品を多く発表した。彼の文学は、死生観や宗教、罪と救済などを主題に取り上げ、幅広い読者層から評価を得た。
略歴と業績
加賀は東京生まれで、東京大学医学部を卒業後、精神科医として働いた。特に死刑囚や犯罪者の精神状態を診る経験を積んだことが、後の文学活動に強く影響を与えた。代表作には、精神科医としての視点を生かした『帰らざる夏』や、宗教的テーマを扱った『永遠の都』がある。死刑囚との対話をもとにした『宣告』は、死刑制度の問題に鋭く迫り、注目を集めた。
特徴と影響
加賀の作品は、医学的知見を背景に、心理的・哲学的な深みを持つのが特徴である。精神科医としての経験と、カトリック信仰に基づく倫理観が融合し、人間の苦悩や救いの可能性を描く独特な文学世界を作り上げた。彼の文学は、死刑制度や人間の心の闇を扱い、社会に鋭い問いを投げかけ続けた。
✍️ Amazonの書評評価では「座右の書」として生涯手放せない、という評価もあった。死生観から語る中身が他書を凌ぐ人生観をもたらしたのだろう。私も何かの折に深読みするために取っておこうと思う。古本の当たり本かもしれない。
本書を取り上げた理由の一つは、自分自身が普段、安全な場所で考え事をしているものの、いざ身に危機が迫った時に適切に対処できるか、自分の考えが甘すぎないかと感じているからである。ただし、本書をじっくり読み込む時間はないため、本稿で完結とする。現在日時 241017 AM11:59追記
睡眠241017 3時間
睡眠不足で二度寝3度寝
食事
▶︎朝食‖9:00-10:00 ‖ きゅうり、ほうれん草、キャベツ→オートミール30g+牛乳50cc
<memo> この程度でちょうど良さそう⇔今まで食べ過ぎ。
間食‖セブンイレブンでナナチキとコーヒーM
▶︎昼食 ‖14時現在、空腹感無し。少量食べることにする。14:00-15:00 ‖ きのこ味噌汁、コロコロ数個、りんご+マヨ、💊忘
→食後運動は裏畠の草むしり。
間食‖-
▶︎夕食 ‖野菜炒め(モヤシ、青梗菜、卵1、キムチ少し)、きゅうり1本、りんご皮付き+マヨ → コロコロ1.5単位+シメジ味噌汁→ 緑茶
運動
ウォーキング>6000 2626歩 + 草むしり
→ コンビ往復のみ
筋トレ 裏庭の除草 30分、
日常食材リスト
① 食物繊維[モヤシ、バナナ、キャベツ、きのこ、ワカメ、トマト皮付き、、]
② 脂質・タンパク質[納豆バナナ 、豆腐、大豆、枝豆、味噌汁、魚(シャケ、鯖、イワシ)
【メモ】nash 契約解除 ‖241009 済
健康日記 241016-
📌 現在の健康状況 ‖ ほぼ健康。目が霞む。⇒ 近々 大木眼科へ右指の関節が曲げると痛い⇒整形外科へ肝臓の数値 (自己経過観察)糖尿病 治療中、食事療法ロカボ食継続中→ HbA1c 6.9治療薬 タムスロン ‖ 副作用-ふらつく⇒問題かもしれない。▶︎241016(水)普通▶︎241017(木)神経痛発症も運動により症状は消えた。
「参考書 ‖ 糖質疲労」から
編集 241009 241012
- 糖毒性 ‖ 食後の疲労感⚠️満腹は危険
- 脂質は血糖スパイクを抑える
- 「マヨネーズ」を加えると血糖値が劇的に上がりにくくなる / ただしLDLが高くなる可能性ありか、
- 米より肉・バター ⇒ バターは長い間良くないと言われてきたが………⚠️❓
- 1食あたりの糖質(炭水化物)はおにぎり1個まで(≒40g)体重勘案 ‖ 30g/回 Max ‖ BaceBreadは糖質24gで大過ぎ‼️
- バナナ ‖ 糖質=20g/小1本
- 朝起きて急激な運動は避ける / 高齢者は交感神経が働くまで時間がかかる。空腹も良く無い。YouTube。何事もゆっくり。
私の養生訓
更新日 241017
- 貪らない(過食しない)⇒241017追記 ‖神経痛から過食ではないかと感じた ‖ 食べ終わってから、胃に重さを感じない程度によく考えて量をコントロールする。
- いいものより、悪いものを摂らないこと
- 禁酒→代わるストレス解消方法考える。
- ストレスは危険⚠️君子危うきに近寄らず
- 食事の順序①食物繊維→②タンパク質・脂質→③炭水化物(主食)★主食は食事開始20分後以降に100g以内満腹は⚠️
- 食後30分以内に運動(★疲れているときは、10分でも効果有り)
- 筋トレ ‖ 縄跳び、ランニング 週1→高齢者の運動の効果については、プロに相談する(予定)。
その他の健康関連情報
編集日付 2410–
- 入眠サインを作る方法 入浴すると体温が上がり、穏やかに下がりはじめて眠気が生じる
- 運転免許を返納すると認知症発症リスクが高まるそうだ
- ビタミンB12を含む食品 ‖ 魚介類(シャケ、しじみ、サバ、イワシ、ニシン、、)、乳製品、黄卵(マヨネーズも?)、肉類(ラム肉、レバー ‖ LDLが高くなるかも、) ‖ 毛細血管の回復
- BaceBread次回の注文やめる。代わりに手作り弁当にする。理由は、糖質が多すぎ。
- 241010-オートミールには食物繊維が豊富に含まれているため、糖尿病の患者に良いとされている。食物繊維は、糖質をからだの外に出すため血糖値が上がりにくくなるため。オーツ麦にはグルテンが含まれていない。
- 241017-りんごは巷で安全と言われているが、実験によると血糖値が急に上がる。対策として、りんごは食後に食べる。マヨつけて食べるなど。