日記250101(水)晴

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謹賀新年🌅⛩🎍

一日一生なので、毎日が元旦である。取り立てて何?ということもない。が、習慣的に何かしら考えてはみる。ただ、毎年、年末になる頃にはすっかりそれらは廃れてしまっていたように思う。それでも、懲りずに何か目標は立ててみる。

ニュースピックアップ

▶︎元日初売り、そごう横浜に1万人など

百貨店や家電量販店、スーパーなどで1日、2025年の初売りが始まった。そごう横浜店は初売りを待つ来店客約1万人が列をつくった。東京ディズニーリゾートなども来園客で盛況となった。

▶︎ 「敵が千万でも闘う」 習氏が石破氏に…

中国の習近平が石破茂を前に、内政・外交における現状の困難を乗り越えようとする強い意気込みを示していたことが明らかになった。24年の年末にかけ中国内の政治関係者らが婉曲に発信している。

「千万人といえども吾往かん」。これが2024年11月15日、ペルーで開いたアジア太平洋経済協力会議(APEC)* 首脳会議を利用した日中首脳会談で習が口にした言葉である。✍️この記事を読み返していて思い浮かんだ言葉がある。「万難を廃して我が道を行く」という二十歳の頃にドアに貼ってあった標語である。目的を果たそうとすると、周囲にさまざまな抵抗があり気持ちが揺らぐ。それをなんとか一歩でも目標に近づこうという意志である。簡単ではないからこそドアに貼ったのだろう。国家を率いるという立場はとてもとても想像さえつかない。

【注釈*】APEC(Asia-Pacific Economic Cooperation) とは、アジア太平洋経済協力会議の略であり、アジア太平洋地域の経済協力を促進するための政府間フォーラムである。1989年に設立され、現在21の参加国・地域が加盟している。

主な目的

  1. 貿易と投資の自由化
    メンバー間の関税や非関税障壁を削減し、貿易や投資をより自由で円滑にすることを目指している。
  2. 経済技術協力
    メンバー間の技術移転や人材育成を通じて、経済発展や格差是正を図ることを目的としている。
  3. 地域経済の成長と繁栄
    アジア太平洋地域全体の経済成長を促進し、安定したビジネス環境を構築することを目指している。

特徴
• 非拘束的で柔軟な協力
APECの取り決めには法的拘束力がなく、メンバーが自主的に目標に向けて取り組む仕組みである。

• 経済エリアが対象

国という単位ではなく、経済圏(エコノミー)として参加しているため、台湾や香港もメンバーとなっている。

21エコノミーの詳細

APECのメンバー(21エコノミーと称する)は、アジア太平洋地域を代表する国や地域で構成されている。それぞれが「エコノミー」として参加しており、国ではない地域(例:台湾、香港)も加盟している。

以下に21エコノミーを詳述する。

<北東アジア>

  1. 日本
    APECの設立当初からのメンバーであり、貿易・投資の自由化推進において主要な役割を果たしている。
  2. 中国
    1991年に加盟し、急速な経済成長を背景に地域の経済協力で重要な存在となっている。
  3. 韓国
    貿易立国として、特にデジタル経済や技術革新分野での貢献が注目されている。
  4. 台湾(中華台北)
    経済圏として加盟しており、半導体産業などの先端技術分野で存在感を発揮している。
  5. 香港
    アジアの金融センターとしての役割を担い、自由貿易の推進に積極的である。

<東南アジア(ASEAN加盟国)>

  1. インドネシア
    ASEAN最大の経済規模を持つ国であり、APEC設立メンバーの一つ。
  2. タイ
    観光産業や農産物輸出で地域経済に貢献している。
  3. フィリピン
    労働力輸出やBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)産業で注目されている。
  4. マレーシア
    製造業や輸出主導型経済を基盤としており、APECの初期メンバー。
  5. シンガポール
    アジアの物流・金融ハブとして、自由貿易推進の旗手的存在。
  6. ブルネイ
    小規模だが、石油や天然ガス輸出による高い経済力を持つ。
  7. ベトナム
    1998年に加盟。急速な経済発展を遂げており、製造業や輸出で注目されている。
  8. パプアニューギニア
    APECでは特異なメンバーで、天然資源の輸出を中心に経済活動を行っている。

<北米>

  1. アメリカ合衆国
    APECの中心的なリーダーであり、貿易・投資の自由化を強く推進している。
  2. カナダ
    自然資源が豊富で、APECでは環境問題への対応に注力している。
  3. メキシコ
    1993年に加盟し、アジア市場との貿易拡大を目指している。

<南米>

  1. チリ
    アジア市場との貿易を重視し、特に自由貿易協定の推進で積極的。
  2. ペルー
    鉱業や農産物の輸出を通じて、アジア太平洋地域との経済連携を強化している。

<オセアニア>

  1. オーストラリア
    自由貿易を推進するリーダーの一つで、農産物や鉱物資源の輸出が主要産業。
  2. ニュージーランド
    APECの設立メンバーであり、農業分野の貿易自由化に注力している。

<ロシア>

  1. ロシア
    1998年に加盟し、エネルギー資源を活用したアジア太平洋地域との経済協力を推進している。

特徴
これらのエコノミーは、経済規模や発展段階が異なるが、共通してアジア太平洋地域の経済成長を牽引する役割を担っている。それぞれの特性がAPEC内での協力を多様化させる要因となっている。

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