日記250311(火)曇 4〜14℃

ずいひつ

農作物と自然の仕組み

昨日、横になりながらYouTubeで農業研究者の講演を聞いた。細かい部分までは覚えていないが、自然の仕組みに関する話が特に印象に残っている。その奥深さに「なるほど」と共鳴したことが、記憶の片隅に残っている。

講演の主題は、無農薬で野菜を育てることに成功した話である。その研究過程の一例として、一般的な農家では、キャベツに虫がつくとすぐに防虫剤を散布する。しかし、虫がつかないキャベツが存在することに気づいた主は、その理由を探求した。調査の結果、キャベツの中でも成長が悪いものに害虫が寄ってくるという事実を突き止めたのだ。

この話を聞きながら、人間社会にも通じるものがあるなと思った。組織が何らかの理由で弱ると、ハイエナのような輩が寄ってくるのと同じだ。主が丁寧にキャベツを栽培し、丈夫に育てたところ、害虫がつかなかったという事実にも共通するものを感じる。動物社会でも、ライオンはむやみに獲物を襲うのではなく、群れの中から弱った個体を狙い、自然淘汰する。植物の世界にも、同じ仕組みが備わっているというのが主の主張である。

記憶に残っているのは、「やがて農薬を使わなくても野菜を栽培できるようになる」という話までだ。講演には他にも興味深い内容があったが、深掘りし始めるとキリがないので、このメモに留めることにする。

エリートが老人ホームに入ったらどうなる?

現在88歳の元大学教授が老人ホームへ入居した体験談である。彼は建築系の講義を長年担当し、やりがいに満ちた生活を送ってきた。家庭や子供にも恵まれ、エリートとしての人生を歩んできた。しかし、数年前に妻に先立たれ、二、三年前に子供達に勧められ、ついに老人ホームへ入居することになった。

そこは非常に高級な施設で、元大学教授が三人ほど入居していると聞き、入居に先立ち、多少の安心感を覚えた。しかし、それでも実際は理想には届かず、精神的な満足を得ることはできなかった。さらに、施設の営業構造を詳しく見ていくうちに、パンフレットで謳われていた「定額費用」と実態が異なり、提供されるサービスと費用のバランスに疑問を感じる部分が浮かび上がってきた。実際にはオプション料金が加算される仕組みになっており、「ぼったくり」と言っても過言ではない料金体系であることに気づいていく。そうなると、完全に自立した老後を送れるか費用的にも不安が出てくる。

この動画で特に関心を引くのは、コメント欄の意見である。様々な立場の人々が、それぞれの視点で感想を述べている。

総じて感じるのは、かつて順調に成功を掴み、社会的に上流とされた人々の老後が必ずしも幸福とは限らないという現実である。その背景には、「過去の成功体験にとらわれ、価値観を変えられないこと」が大きく影響しているのではないか、と思う。

「死」は万人に等しく訪れるのである。そこに優劣はない。YouTube動画視聴感想。

人生100年時代に挑戦 250311

▶︎日常訓

  • 日々是新
  • 朝聞道夕死可也 
  • 人間至る処青山有り 
  • 人間万事塞翁が馬
  • 一利を興すは一害を除くにしかず
  • 一事を生やすは一事を省くにしかず

▶︎食事 体に聞いて食べる

📍 朝 ロカボ軽食、💊ビタミンB12、ジャヌビア錠 50mg、タムスロン錠、☕️2+ななチキ

📍 昼 13:30-14:30 ‖ ロカボ食、豚細切れ、白飯100g💊ビタミンB12、

→ 仕事 今日は時間を割けなかった。 少し経つと目にゴミが入ったようなゴロゴロした感じがする。おそらく、ゴミとは違う。これでは思ったことの1/100程度しかできないと思った方が良さそうだ。

【メモ】若さとは、老いるとはなんだろう。

若いということは、昨日できなかったことが今日できるようになること。そして昨日のことは忘れ、明日に向かって希望を持つこと。

老いるということは、昨日できたことが今日できなくなること。そして明日よりも過ぎし日の中に生きること、、なのではないか。

📍 夜 ロカボ食、鶏の胸肉、ゆで卵、💊ビタミンB12

▶︎運動 行動しながら考えろ

📍 ウォーキング>6000歩 本日⇒ 7300

▶︎日常

→仕事とは、やりたくなくてもやるしかない事

→→ 申告(70点で終え→税務署へ) ‖ 明日へ又引き伸ばし

【養生訓】

  • 良いものより悪いものを摂らない。
  • 頼れるのは内なる神々
  • 禁酒→米国発‖ アルコールは少量でも良くない ‖ 癌の原因 継続中。
  • ストレスを引きずらない。日々発散。
  • ロカボ食 ‖ 食べる順序重要
  • 食後30分以内のウォーキング。血糖値スパイクの防止
  • 筋トレ ‖ 週1回
  • ランニング⇒遊歩道
  • ⚠️脳のエネルギー糖質摂取ガイドライン→📌 1食あたりの糖質量:40g限、玄米100gあたり35g、白米は37g ‖エネルギー不足ならタンパク質やナッツ、バナナ1/4などの果物で補填する。間食1回あたりの糖質量:10g以下 ‖ 1日の総糖質量の目安:130g 限

【健康メモ】

✖︎避けたい 加工食品【チリ製のサーモン(添加物多い)、輸入果物(添加物多い)他お菓子類、トランス脂肪酸系、小麦グルテン】

✖︎薬 ‖ スタチンは高齢者の最も不要な薬らしい

▶︎250306-花粉症シーズン始まる

▶︎糖尿病の人に認知症は少ない 和田秀樹。

→ 薬で低血糖にするのは危険だ。死亡率は変わらない(今でもそうか?)。

【メモ】オメガ6系脂肪酸の知見

オメガ6系脂肪酸

オメガ6系脂肪酸の体に対する影響

体内でエネルギー源や細胞膜の構成要素として重要な役割を果たす必須脂肪酸である。特に、リノール酸は体内でアラキドン酸に変換され、免疫機能や血液凝固に関与する。

しかし、過剰摂取は炎症を促進し、生活習慣病のリスクを高める可能性がある。アラキドン酸から生成されるエイコサノイドは、炎症反応や血栓形成を促す作用を持つため、心血管疾患や関節炎、アレルギー疾患のリスクを増大させると考えられている。

また、オメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸の摂取バランスが健康に大きく影響を与える。現代の食生活ではオメガ6系脂肪酸の摂取量が過剰になりがちであり、その結果、慢性的な炎症や生活習慣病の発症リスクが高まるとされる。理想的なバランスは オメガ6系:オメガ3系 = 4:1 以下 とされるが、多くの現代人は10:1以上の比率で摂取している。

適切な健康管理のためには、オメガ6系脂肪酸の摂取を抑え、オメガ3系脂肪酸(青魚、えごま油、亜麻仁油など)の摂取を増やすことが推奨される。特に、加工食品や揚げ物、マーガリンなどに多く含まれるリノール酸を控えめにし、DHAやEPAを積極的に摂取することが望ましい。

オメガ6系脂肪酸を多く含む食材

植物油類(特にリノール酸が豊富)

• サラダ油(大豆油、コーン油、綿実油)

• ひまわり油

• ごま油

• グレープシードオイル

ナッツ・種子類

• くるみ

• ひまわりの種

• ごま

• アーモンド

加工食品(油を多く使用しているもの)

• マーガリン

• マヨネーズ

• 揚げ物(ポテトチップス、唐揚げ、天ぷらなど)

• スナック菓子

畜肉・卵類(脂身の多い部分)

• 鶏肉(特に皮の部分)

• 豚肉の脂身

• 卵黄

オメガ6脂肪酸は人体に必要な脂肪酸であるが、過剰摂取は炎症を促進する可能性があるため、オメガ3系脂肪酸(青魚、えごま油、亜麻仁油など)とのバランスを意識することが重要である。

花粉症関連リサーチ

花粉症とは

花粉症の原因

花粉症は、植物の花粉が体内の免疫システムに異物として認識され、過剰なアレルギー反応を引き起こすことで発症します。

  1. 花粉(アレルゲン)の影響

日本では主にスギ花粉とヒノキ花粉が原因となり、春にピークを迎えます。その他にもブタクサやヨモギなどの花粉も原因になります。

✔ 主な花粉の飛散時期
   •   スギ花粉(2月~4月)
   •   ヒノキ花粉(3月~5月)
   •   イネ科の花粉(5月~8月)
   •   ブタクサ・ヨモギ(8月~10月)

  1. 免疫システムの過剰反応

本来、花粉は人体に害を与えるものではありません。しかし、免疫システムが花粉を「異物(敵)」と認識し、過剰に反応することで、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの症状が出ます。

【仕組み】
1. 花粉が体内に入る(鼻・目・口から侵入)
2. 免疫細胞が花粉を「異物」と認識
3. ヒスタミン(*)などの化学物質が放出され、炎症を引き起こす
4. くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの症状が発生

  1. 環境要因(文明病との関係)

近年、花粉症の患者が増え続けているのは、以下のような環境要因が関係しています。

① 大量のスギ植林

戦後の木材需要により、日本ではスギやヒノキを大量に植林しました。しかし、木材の需要が減り、管理されないまま樹齢を重ねたスギが大量の花粉を飛ばすようになりました。

② 大気汚染(PM2.5・排気ガス)

都市部では、排気ガスやPM2.5などの大気汚染物質が花粉と結びつき、アレルギー反応を強めることが分かっています。

③ 生活習慣の変化(食生活・ストレス)
   •   欧米型の食生活(高脂肪・高タンパク)が免疫バランスを乱す
   •   過剰な衛生環境(清潔すぎる環境が免疫を過敏にする)
   •   ストレス・睡眠不足がアレルギー症状を悪化させる

④ 地球温暖化による影響

気温が上昇すると、スギの成長が促進され、花粉の飛散量が増加します。また、都市部のヒートアイランド現象も影響を及ぼしています。

  1. 遺伝的要因

花粉症には遺伝的な体質も関係しており、両親が花粉症の場合、子どもが発症する確率が高くなるといわれています。

結論:花粉症は文明病なのか?

✔ 「自然環境 × 生活習慣 × 免疫の変化」による複合的な要因が関係
✔ 昔はなかったが、戦後の植林・大気汚染・生活習慣の変化が発症を増やした
✔ 完全に「文明病」とは言い切れないが、近代の影響が大きい

花粉症は、単なる「花粉の飛散」だけでなく、現代の環境や生活習慣の変化と深く関わっていると言えます。今後、気候変動や森林管理がどうなるかによって、さらに影響が変わるかもしれません。

ヒスタミンについて

ヒスタミンとは?

ヒスタミン(Histamine) は、体内でアレルギー反応や免疫応答に関与する化学物質(生理活性アミン)の一種です。主に炎症反応や胃酸分泌、神経伝達などに関係しています。

  1. ヒスタミンの役割

✔ ① アレルギー反応の引き金
✔ ② 胃酸の分泌を促進(消化を助ける)
✔ ③ 神経伝達物質として働く(脳の覚醒・興奮に関与)

  1. ヒスタミンとアレルギー反応

アレルギー反応では、免疫システムが花粉などの異物に過剰反応し、ヒスタミンを大量に放出することで、くしゃみ・鼻水・かゆみ・炎症などが発生します。

このヒスタミンの作用を抑えるのが、抗ヒスタミン薬(アレグラ、クラリチン、ザイザルなど)です。

  1. ヒスタミンのその他の作用

① 胃酸分泌の促進(消化作用)
   •   ヒスタミンは胃の壁細胞を刺激して胃酸の分泌を促す
   •   そのため、胃潰瘍の治療には「H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)」が使われる(例:ガスター)

② 神経伝達物質としての働き
   •   ヒスタミンは脳内で覚醒や興奮を促す
   •   抗ヒスタミン薬(花粉症の薬)を飲むと眠くなるのは、ヒスタミンの神経伝達を抑えてしまうため

  1. ヒスタミンが原因の「ヒスタミン中毒」

ヒスタミンは、魚介類(マグロ・カツオなど)が腐敗すると増加し、ヒスタミン中毒(食中毒)を引き起こすことがあります。
✔ 症状:じんましん、発熱、頭痛、動悸、吐き気

まとめ
   •   ヒスタミンは、アレルギー反応・胃酸分泌・神経伝達に関与する物質
   •   花粉症ではヒスタミンが過剰に放出され、くしゃみ・鼻水・かゆみを引き起こす
   •   抗ヒスタミン薬で症状を抑えることができる
   •   魚介類の腐敗でヒスタミン中毒が起こることもある

ヒスタミンは体にとって重要な物質ですが、アレルギーの原因にもなるため、うまくコントロールすることが大切です。

1 2