日記250621(土)晴

ずいひつ

今朝のニュースで取り上げた安楽死法案の記事から

日本では、この問題が議会で本格的に取り上げられる気配は、いまだに薄い。何よりも、目の前に山積する政治課題に押し流されてしまっているからである。

私は半年ほど前、日本尊厳死協会の広告に目が留まり、会員登録をした。きっかけは、ごく私的な思案だった。つまり「自分のことが自分でできなくなったとき」にどう備えるか。そう思ったとき、「とりあえず」加入し、同じ思いを持つ人々の声に耳を傾けてみようと思った。

実際に加入してみると、その“需要”の大きさにまず面食らった。というのも、協会の表看板があまりに立派すぎたからだ。理事長や理事の顔ぶれは著名人で揃えられ、送られてきたパンフレットは上質な紙に包まれていた。まるで立派な葬儀屋の雰囲気を感じさせられるようであった。

重い課題を扱っているのは間違いないのだが、素朴さのかけらもない商業的な香りがした。それが、どこか自分の感覚と著しくずれていた。

もちろん、この華やかさは高齢者が抱える不安とニーズの大きさの裏返しでもある。だが、その玄関があまりにも立派で堂々としていると、入りにくい。しかし、怖気付いてもいけない。真実はわからない。中に入って、掻き回してみないと本当のことはおそらくわからない。

そんな思いがしてきた。今後、その“掻き回し”の機会を持たねば─そんな思いを新たにしているところである。2025/6/21(土)SevenEleven Shopにて記す。

追記 “死”を語れない社会

そもそも、私たちは“死”というものを、あまりにも遠ざけてきたのではないか。


メディアでも学校でも、死に方について語られることは稀である。「縁起でもない」という感覚が、死を話題にすること自体を忌避させてしまう。おそらくは考えても解決の目処が立たないから、という先入観がそうさせているのかもしれない。だが、本当にそれでいいのだろうか。

安楽死や尊厳死の議論は、単に死に方の問題ではない。それは、どう生ききるか、という“生”の問題と表裏一体である。そしてまた、それを社会としてどう支えるか、という「共助」の課題でもある。

日本でも、終末期医療や介護の現場では、すでに“選択”を迫られる場面が無数にある。
しかし、制度も議論も追いついていない。
そのため、当事者や家族は、そのつど悩み、苦しみ、時に黙って受け入れるしかない。いまこうして論じている間にも、静かにその問題に対峙している人たちが表舞台の話題から埋もれているのだ。

個人の覚悟と制度の遅れ

私は高齢者の一人として、できる限り自分の意思を残したいと思っている。それは、自分の“人生観”の集約としてである。そのためには、先に述べた某協会に入って終末期の制度や動向を知ることも、一つの手段だと思った。

とはいえ、個人がどれだけ覚悟していても、それを支える制度が整っていなければ、その意思は簡単に打ち消されてしまう。

したがって、今のうちに、もっと議論を起こすべきだと思う。老いとは、孤独とは、尊厳とは。


死を遠ざけるのではなく、向き合い、語り合える文化を築くことが、これからの“長寿社会”には不可欠なのではないか。今回のニュースがそのきっかけになるだろうか。

【メモ】関連記事 「死を見つめるこころ」その他、死という未知の領域を耕した先哲の記録を何回かブログ記事に掲載してきた。都度、集中した結果の「疲れた頃合い」で、ある程度の満足感に満たされてしまい、忘れてしまう。これは生きている人間の性なのか、あるいは個人的な性なのか。決して悟りを得たわけではない。生理的な現象かもしれない。これが、まだ生きている、あるいはまだ先のことだと思っている現在の、そして現実の気持ちである。

詩歌・俳句・川柳・短歌など

▶︎ノリさんの投稿250621

梅雨なのに 夏日続いて 放射線
川風が ホット身を包む 御茶ノ水
御茶ノ水 渡る人の多き 通院か
御茶ノ水 老夫婦行く 橋の上
沢山の 病呑み込む 大病院
人生100年時代に挑戦[闘老・老活]

▶︎今朝の健康記録 3/5 [5段階中の3 普通]

▶︎食事記録

朝食‖ 軽め ‖ 白菜の冷凍[生]、ゆで卵、玄米お粥💊忘れた

昼食‖ロカボ食、玄米粥

夕食‖20:00-21:00 ‖ ロカボ食、素麺、ブルーベリー、トマト、💊ビタミンB12

▶︎運動 ウォーキング>8000 ‖ 9,423歩

▶︎その他

目眩(めまい)の原因

ググって調べてみると、「良性発作性頭位めまい症」とは、頭の位置を変えた時に突然起こるめまいのことです、とある。内耳が原因の目眩で最も頻度が高い、という。

原因は耳石という砂粒のような結晶が剥がれ落ちて半器官と呼ばれる器官に入り込んでしまうことによるものらしい。その結果、平衡感覚を司る半器官(3つあるので三半器官という)を刺激し、目眩が起こる――ということである。そのめまいのタイミングは

  • 朝起きる時 →無し
  • 起きあがろうとした時 →基本無し。 ‖ ケースバイケース ⇒草むしりなどしていて立ち上がると目眩するが、寝床から起き上がる程度では起きない
  • 寝返りを打った時 →無し
  • 上を向いた時 →これは立っている時に、思い切り上を向くと必ずある。

意識を失うことはない、とも書いてある。

[さらにリサーチ]結論⇒私は当てはまらない。やはり、脳の血流が原因だと思われる。本病名は、「90歳バンザーイ」というexブログから得た。参考URL https://hisakobaab.exblog.jp/

それにしても、耳の構造もまた驚きの精緻な生き物のシステムだ。

前立腺に関わる症状の好転理由

数日前から、長年悩まされてきた前立腺の鈍痛が消えた。夜間に何度もトイレに起きることもなくなり、実に数年ぶりの快適な夜が続いている。

変化の原因としてまず思い当たるのは、食事と運動である。服用中の薬には、これほど明確な効果は見られなかった。せいぜい「少し良くなった気がする」程度で、実感に乏しかった。

今回の改善は、おそらく炎症が収まったことによるものだろう。細胞レベルで炎症性物質の生成が抑えられたのか、あるいは炎症を引き起こす原因そのものが除去された可能性もある。鈍痛は、炎症の最もわかりやすいサインの一つだったと考えられる。

精密検査するタイミングが近い。PSA値を調べたいというかかりつけ医からの要請があった。間も無く再診だ。

糖尿病との関係は?

ただし、糖尿病に関しては依然として不透明な部分が多い。先日、神経痛が続いたこともあり、状況は一様ではない。ひとつ思い当たるのは、食べ過ぎの影響である。

一人暮らしのため、つい野菜サラダなどを多めに用意してしまう傾向がある。健康的な食材であっても、量が過ぎれば血糖値への影響も無視できないのではないか。糖代謝やインスリン抵抗性への影響を含め、今後も注意深く観察したい。。


▶︎日常訓◀︎

  • 日々是新
  • 朝聞道夕死可也
  • 人間至る処青山有り
  • 人間万事塞翁が馬
  • —————————-
  • 一利を興すは一害を除くに如かず
  • 一事を生ずるは一事を滅するに若かず
  • —————————-
  • 今朝の言霊「人には馬鹿にされていろ」

◾️養生訓 ◾️

  • 良いものより悪いものを摂らない
  • 病気を治すのは医者ではない
  • 生きるとは自然との戦い
  • 多少の不具合は正常
  • 禁酒→アルコールは少量でも癌
  • 貯めてはならないストレス
  • 血糖スパイク防止
  • 加工食品を要注意
  • 食後30分以内のウォーキング
  • 筋トレ と有酸素運動は週一
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