日記250911(木)

コラム 独裁者が支持される根拠について

独裁者を支持してしまう心理とは何か

はじめに

なぜ人々は独裁者を支持してしまうのか。この命題は通信高校の公民の教科書を読んでいたときに目につき、少し掘り下げてみたくなった。

確かに独裁者の方が多くの人を惹きつけるように思える。歴史の中で繰り返し浮上してきたこの問いは、現代の民主主義社会においても「強いリーダー待望論」として現れている。その背景を理解することは、未来を考える上で欠かせない。

複雑さと不安の時代

現代社会は利害が複雑に絡み合い、どの道にもメリットとデメリットがある。さらに、経済危機や戦争、災害といった予測不能の出来事が重なる。結果として、人々は「正解のない状況」に直面する。この複雑さが大衆心理に不安を生み出す。「中道に真理あり」と言われても、現場で即座に役立つ答えにはならず、先に進まないことが多い。

独裁者がもたらす「わかりやすさ」

独裁者はこうした曖昧さの隙を突く。敵と味方、正と誤、白と黒といった単純な言葉で事象を語り、人々に「理解できる安心感」を与える。複雑な判断を迫られるより、即座に結論を提示してくれる存在の方が支持を集めやすい。ここに独裁者の強さがある。

短期的な安心と長期的な危険

単純化されたメッセージは短期的には有効であり、人々に一体感をもたらす。しかし長期的には、多様な意見が排除され、社会は硬直化し、自らの首を絞めることになりかねない。SNSを見ても、短絡的な言葉ほど拡散しやすく、それが常識のように定着してしまう危うさがある。独裁的リーダーシップにも、即効性と副作用の両面があるのだ。

独裁支持の心理は社会の鏡

結局のところ、独裁者の「わかりやすさ」を求める心理は誰にでもある。ただ、それを放置すれば大衆は思考停止に陥る。独裁者は人々の心の鏡であり、支持率はその反映である。しかし同時に、それは社会が抱える危うさの象徴でもある。

おわりに

独裁者を支持してしまう心理を理解することは、民主主義を守る第一歩である。しかし、長期的には、多様な意見を受け入れ、複雑さに耐える姿勢が社会に根付くかどうかが問われている。その力を持てるかどうかが、より良い未来を創造する鍵になるのではないか。

2025/9/11

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▶︎運動 ウォーキング>8000 ‖ 6500

▶︎その他

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