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コラム

[出所]80歳でもハツラツすてきな人の習慣

2025/11 PHP増刊号

本書の中で著名人数名がそれぞれ体験を踏まえて人生観を語っておられます。私は、とりわけ五木寛之氏(戦中の悲惨な経験を積んできた小説家)と室井摩耶子氏(100歳超えているピアニスト)の語りに共感しました。歩んできた道にどこか重なる部分があり、勇気付けられます。

この特集とは別に、昨年末、享年96歳でお亡くなりになった童門冬二氏が生前に語っておられた、という記事の紹介がありました。この方の深みのある評論が好きでした。3頁ほどの紹介記事ですが、抜粋して感想を抜き出しておきたいと思います。感じかたは百人十色ですが――

記号▶︎ ‖ 抜粋

記事は、2014年4月号に掲載、とありますので、PHPの取材時は童門冬二氏は85〜6歳です。

✍️(感想)全ての語りに無駄がなく、全文抜粋したくなる内容です。著作権の関係で一部のみ抜粋しコメントを残します。

▶︎人生は起承転々[タイトル]

✍️タイトルからして膝を打ちたくなるような意味深で軽妙・珍妙な表現ですね。人生はどこまで行っても結論は出ない、ということでしょうか。私は「人生は未完成交響曲」と表現してきました。似たような意味だと思います。

▶︎人生の後半をいかに生きるかを私なりに考えると、五十歳という年齢は、一つの大きなターニング・ポイントです。それまでは、仕事や家庭生活に追いかけられ、立ち止まることなど許されない状況で生きてきた。いわば特急列車に乗って、たくさんの駅を通り過ぎるように突っ走っているようなものです。そして通り過ぎて来た道には、実にたくさんの落とし物をしてきている。その落とし物を探すこと。忘れていた自分の心を思い出すこと。そんな自己を再発見し、再確認するような作業が求められる年齢だと私は思うのです。

✍️功なり名を遂げた方でもそうなのかと我ながら心の荷が軽くなります。ここで語る年齢とは取材の86歳時ですから、当時の感想でしょうか。

▶︎やたらと新しいことに手を広げることなく、自身の中にあるものを見つめ直すことです。

▶︎私など、80歳をすぎてなお、日々、迷い続けています――――答えは誰も与えてはくれない。内なる自分の心を辿ってゆくしかないのです。

✍️まさに、他人を通じて自分を知る、と思った記事でした。

本書はこれにて処分

人生100年時代に挑戦[闘老・老活]

▶︎健康記録 健康指標 68/100 深夜覚醒回数 7

1時間おき程度におきていることになる――

☀︎体のあちこちで炎症が発生している。右指の関節にしても痛みの原因は医者でもわからない。軽傷なのだろう。が、炎症があることは確かだ。それも指だけではない。体のあちこちだ。これが80歳の体の(おそらく)普通の事なのである。

▶︎食事療法とレシピ ‖

☀︎朝食‖ ロカボ食[ニンジン4片、ネギ、ブロッコリー大1片、他]、玄米粥100g、💊3種

→ウォーキング🚶

☀︎昼食‖外食 ‖ ちゆうか食堂「翔龍」ネギ担々麺¥1,300。

→ウォーキング🚶

☀︎夕食‖ 17:00-18:00 軽ロカボ食、玄米粥100g、ブドウ2粒

☀︎間食‖ ☕️、パイナップル80g

▶︎運動 ウォーキング>8000 ‖ 9,819 + α

☀︎その他の運動‖無

ストレッチ、スクワッド、腕立て伏せ、ジョギング20分、テニス壁打ち、筋トレは週1回でも効果大。週3回以上効果なし。

▶︎その他

大めしは喰うな、はおそらく私にしかわからないが、健康の心がけに重要な戒めである。有限な生き物を粗末にするな!と同じだ。神の祟りがあるぞ!だんだんと大昔の言い伝えに近づいた発言になっているかもしれない。解釈如何である。(*1)↓

親父の小言を聞いて一日一生が始まる――

▶︎親父の小言◀︎ 大めしは喰うな、冷酒は後で効く、火は粗末にするな、初心は忘れるな、恩は遠くから返せ、 人には馬鹿にされていろ、年忌法事は怠るな、家業には精を出せ、働いて儲けて使え、人には貸してやれ、ばくちは打つな、世話やきにこるな、物を拾わば身につけるな、何事も身分相応にしろ、神仏はよく拝ませ、朝は元気よくしろ、亭主はたてろ、火事は覚悟しておけ、風吹きに遠出するな、後始末はきちんとしろ、水は絶やさぬようにしろ、戸締りに気をつけろ、自らに過信するな、怪我と災いは恥と思え、袖の下はやるな貰うな、書物を多く読め、難儀な人にはほどこせ、貧乏は苦にするな、借りては使うな、義理は欠かすな、大酒は飲むな、人の苦労は助けてやれ、年寄りはいたわれ、家内は笑って暮らせ、出掛けに文句を言うな、万事に気を配れ、泣きごとは言うな、女房は早く持て、人には腹を立てるな、 産前産後は大切にしろ、不吉は言うべからず、病気はよくよく気をつけろ、

[注記*](*1)思いつきでランダムに選んで太字にする。大飯食うな、は「お腹すかして爆食いするような事をしないように、同じ地球上の生命をほんの少しいただいて生きているわけである。植物といえども、細胞の一つ一つの構造は生物共通。基本的に同じだ、という事実が解明されている。生き物を粗末にしてはいけない。貪ってはいけない。だから大飯は食うな、というかなんだな。食事は薬の如くである。

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