今日のニュース
デフレ脱却表明検討 ‖ 賃上げや物価見極め判断[政府]

このフローをみてすぐに矛盾を感じないのだろうか?感じても力が及ばないから、意味もなく、みんなで渡れば怖くない、という心理になっているのだろうか。この図式は国家が成果主義を遂行しようとしているふうにとらえられる。自己責任という名のもとに、君たちの頑張りでうまく行ったらいいね、という政策なのである。
考え方は色々あるには違いないし、新聞記者も表面的に情報を垂れ流しているだけかもしれない。それにこんな単純なフローにはならない。しかし、それがわかっているなら公にしない方がいいのではないか?
私論をいうと、先払い(スペンディングファースト)が資本主義国における発展の鉄則なのである。最初に身銭を切るという意味であり、この図式は、まずは値上げして収入を増やそうという逆のフローチャートになっている。
つまり、この図式はスペンディングファースト部が抜けている。まずは投資から始めないと。赤字だのなんだのと、国が均衡財政などと消極的すぎる。何者かの圧力なのかもしれないがここは深入りしない。いずれにしても、新聞といえども丸呑みしてはいけない。じゃ、あなたならどうするのか?と問われたら、第一番目と2番目の繋ぎ目に国家資本の流入口を設け、そのもとになるボックスに[投資]という項目を入れる、といった具合である</私感これはコメントである>
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用語解説
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あとがき
世界は二分される
先のニュースで、北朝鮮は韓国を完全に敵とみなす、と公表した。和平ではなく、日米韓を敵とみなすということになる。その裏で、ロシアに対しては軍事物質の供給を強化し、ある意味、これまでの北のリーダーは軍事投資を国民に正当化すると思われる…何やら世界が二大勢力によってバランスが取れてゆく方向に向かっているように見える。バランスが取れるなら、必ずしも悪くはない。その方向へ向かって人類がある程度の犠牲を余儀なくされているふうにも見える。
YouTubeの[福岡伸一氏の知恵の学校] ‖ 分子生物学権威
これは1時間半程度の動画である。都心から飯能自宅までの帰路中に視聴。
動画を1.5倍速で聴くと、およそ1時間で聴き終える。二宮金次郎は、マキを背負いながら本を読んで勉強した、というが、今なら、スマホだ。
福岡氏の話は面白く奥が深い。動的平衡という本が素晴らしかった。再読したい。捨てずに本棚にある。彼は子供の頃には人付き合いが苦手で、運動も苦手。もっぱら、孤独で本好き、虫好きで(這いつくばって?)虫を追い求めていたという虫オタクであったという。日本の虫の本であればほとんどそらんじられる、という。
西武池袋線の電車の中で居眠りしてしまった。これでは早送りも意味がないが、何度か巻き戻しして、居眠り中に聞き逃したことを取り戻そうとした。しかし、それも何回か繰り返すといい加減、諦めてしまう。結局は、断片的な知識で終えてしまう。とても”ながら聴き”では知恵にまで到達できない。
が、自分の体験とその知識が掻きまざることでなんらかの独自の知恵に到達できるかも知れない。
いま確認した一口の知識として残っていることがある。それは後天的に身につけたスキル(例えばピアノの技術など)は遺伝しないと思われてきた。そう言われると、確かにピアノを後天的に学び熟達したとしても、その子供がピアノが先天的に上手に弾けるように生まれる、というのは違うだろうと認識はできる。
しかし、我々はそうとばかりもいえない全否定のできない事象があるのではないか、ということを体験的に知っている。
さらには、地球上の裏に住む人達の経験でさえも、世代を超えて体験が交わり、未来に遺伝してゆくのではないか、と感じるのは、おそらく私だけではないのではないか。エビデンスは今のところ無いし、明確ではない。ここまで拡張するとそれこそ陰謀論的な視点になるのでこれ以上はやめておこう。
この動画の中では、このような祖先の経験が遺伝子で伝えられてゆくのではなく、遺伝子間の関係性として情報が伝わるのでは無いか、というものである。解釈はまだ不正確かもしれないが概ねそんなところである。(/視聴後感)