五月晴れの空に浮かぶ神々

749 11 essay250430(水)晴

五月晴れの空に浮かぶ、宇宙の神々

― 週記と日記のあわいで綴る、内なる宇宙の記録 ―

春から初夏への境目。4月の空が、まるで「五月晴れ」のように透き通っていた。
かつての日記を週記に改めてみたものの、ふとした思いを記すには、週という単位はあまりに長く、遠く、曖昧だった。
気づけば再び日記のような形式に戻ってしまうが、それもまた自然の流れとしておこう。
そんな自問自答の中で、地球の人口のことや、自分の心に棲む「背後霊」との対話までが浮かんできた。この記録は、外に向けた文章でありながら、誰よりも自分自身に語りかける、小さな宇宙への航海記でもある。


今日は五月晴れ。
4月晴れ、という言葉はあまり聞きませんが、最近は温暖化の影響か、4月にもたびたび五月晴れのような天気を感じることがあります。
本来「五月晴れ」とは、梅雨の晴れ間を指す言葉でしたが、いまでは「5月の爽やかな晴天」を意味することが一般的になっています。
この先は、4月にも違和感なく「五月晴れ」という言葉を使うようになるかもしれません。

ところで、週記にしたのに、どうしてまた日記のような書き方になっているのか?
それは、週記にしてみると、一週間という時間が想像以上に長く感じられたからです。
思いついたときに書き留める癖がついているため、ふと何かを書こうとすると、「あ、これは週記だった」と自制する。しかし、1日の中のふとした思いは、後になれば思い出せないものです。
一週間も経てば、日々の出来事もまるで遠い夢のような日々、それならば、思いついたときに書く日記風のエッセイとして続けよう、そう思ったわけです。

もっとも、こんな個人的なことを誰に向かって語っているのかというと、実のところ、架空の読者か、あるいは自分自身の内なる仲間たちに向けた夢の中の物語。


自分の仲間とは、私の心の中に住む「背後霊」(*1)や、その時々に心に棲みつく誰かたち。いわば、私の内的宇宙、小さな小宇宙の住人たちです。

ここで、不意に背後霊から関連して世界の人口はいまどうなっているのだろう、と話は飛ぶ。

2025年4月30日現在、世界の人口は約82億人と推定されています(国連「世界人口推計2024年改訂版」)。
今後の推移予測では、
• 2037年:約90億人
• 2060年:約100億人
• 2084年頃:約103億人でピークに達し、減少に転じる
とされています。([出所 ChatGPT調べ])

私が現役で頑張っていたころの記憶では、世界人口は60〜70億人だったはずです。ずいぶん増えたものですね。

ふと、思います。
地球に住む人口と同じくらい、人間の心の中にも、無数の神々が棲んでいるのではないかと。

今朝、セブンイレブンのイートインでコーヒーを飲みながら、そんなことを考えていました。
あぁ、それにしても、青々と透き通った空のなんと美しいことか。2025/4/30 小生80歳の誕生日、傘寿である(驚き)が、、宇宙の出来事の中には入りません😸 ⇒ あとでわかりましたが、傘寿は日本式の数え歳なので、昨年度、つまり2024年度、令和6年の正月元旦から一年間のことでした。ただし、近年は満80歳の誕生日を傘寿として祝うのがもっとも一般的のようですので、間違いではないようです。2025/05/01訂正。

(*1)背後霊──私的定義
自己の行動に影響を及ぼす、心の中に生きるさまざまな内的存在。遺伝子を通して受け継がれた生命の記憶。地獄から天国まで、あらゆる階層に存在する神々。そして、それに現世に過ごした幾ばくかの思い出の人々も加わっている。


追記

本日を持って私めは満80歳でした。遡り、追加。

田中英道氏、急性硬膜下血腫のため逝去(83歳) / 美術、歴史などに功績のある著名な学者 / 1942年2月20日生まれ。