「もう一人の自分」を持つ意味――引退後の人生に“本籍地”をつくる

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[朝日新聞デジタルの記事からヒントと引用]

はじめに

会社人生の終わりは、決して人生の終わりではありません。むしろ、そこからが「自分らしい時間」の始まりだと言えるかもしれません。人事コンサルタント・楠木新さんは、そんな後半生を豊かにするカギとして「もう一人の自分」を持つことを提案しています。


「もう一人の自分」って何?

会社員としての役割から離れた、自分自身の“もう一つの軸”。それが「もう一人の自分」です。副業や趣味にとどまらず、「自分らしさ」を表現できる新たな生き方を指します。


見つけ方のヒント:3つの入り口

  1. 仕事の延長線:経験を活かした独立・支援業務
  2. 子ども時代の関心:純粋な興味や夢の再発見
  3. 不遇な体験:人生の困難から生まれる新たな視点

活動のフィールドは5つ

  • 起業(1人ビジネス)
  • 転職・組織での再挑戦
  • 趣味を深めて広げる
  • 地域活動・ボランティア
  • 学び直し(リカレント教育)

50代からの助走で未来をつくる

40代までは本業で地力を養う時期。50歳からの準備で、定年までに試行錯誤の時間を持てば、自分らしい軸を見出せる可能性が大きくなります。


「焦らずに急ぐ」「始めれば始まる」

いつからでも始められる。ただし、年齢とともに選択肢は狭まることも。だからこそ、意識的に自分の“本籍地”を探し、育てる必要があります。

始めないから始まらない、急がす焦らず


【まとめ】

「もう一人の自分」とは、人生後半を自分らしく生きるための核。他人に見せるためではなく、あくまで自分が納得できる生き方の軸です。好奇心と主体性を大切に、「これが自分だ」と思える場所を見つけましょう。


ちなみに私は傘寿にして、この選択の途上にあります。もっとも、もっと年配の方もいると思いますので全く自慢にもなりません、が、しかし、着実に向かっているところです。


ニュース シニア大国、傘寿も働く、人材540万人

日経新聞より