ニュース拾読み
与野党国会議員が超党派会議発足
4月13日に、掲題の会議が発足した。与野党合わせて85名からなるそうだ。社会的な背景として、あまり国会で議論されないまま、重要案件が続々と決まっている現状に対する危機意識があると思われる。民主主義が形骸化されている、という面もあろうか。民主主義の発展へ向け、今後に期待したい。
若者の声 「防衛税は必要ない」11歳小学生の発言
文京区の小学生の発言だ。77歳の私も共感できる。子供でも分かる理屈が通用しない社会の複雑系を想う。私は、青くさいのであろうか。
▶「空飛ぶクルマ」の個人予約開始 || 納入時期は2025年
一台、2億円あまり。最高時速は目標100㌔、走行距離10Km。納入時期は2025年以降。スカイドライブ(愛知県豊田市)。
「第9派」乗り切れるか || 感染者・陽性率 再拡大の兆候
5月の大型連休明けからコロナは「普通の季節性インフルエンザ」並みの危険レベル「五類」に引き下げられる。
ところが山梨県都留市では、4月に入ってからクラスターが発生し、事務担当職員334人中、82人が陽性(職員の4人に一人)。その4人に1人が(正確性不明)が欠勤する事態となっているとのことである。
五類になったからといって感染力が落ちる、とうわけではない。感染力は普通の風邪とは違う、という記事である。
[私的見解 ]問題は重症化程度であって、感染力ではないのではないか。ウィルスは、物と生き物の中間に属し、その数は人間のはるか及ぶ範囲でない、と聞く。生き物でないので、抗生物質を投与しても効かない。だから大学病院へ行くと、インフルエンザには薬は効かないけど、と念を込めて解熱剤など出す。気休めなのだ。なので、自然の物質で生き物みたいな物みたいな、しかし繁殖する能力を秘めているという厄介な存在なのだ。自然の一部としてどこまで我々と共存できるのか、という生物界多様性の専門研究者の意見に耳を傾けたい気がする。世の中の常識は非常識とは、何も国際社会だけに限らない。今日の常識が明日変わる可能性のある科学的な面もある。私的な本音としては、この年まで生きてしまったので、重症化しても、それはお迎えが来たものとしてしばしば考える。実際に襲われたら、生命力の本能的な反抗は別にあるかもしれないとおもいつつ。
【豆知識】ウイルスの種類は3000種、その数は1031 個も存在する。ちなみに地球上の海岸にある砂粒の数を全部数えても6×1023 個と言われているので、それよりはるかに多い、という数になりますね。
参考サイト https://www.saiseikai.or.jp/feature/covid19/basic_q05/
村上春樹さん、「騎士団長殺し」以来6年ぶり長編発売
今回出版された本は、「街とその不確かな壁」。
ノーベル賞候補の常連と聞く村上春樹さん。そんな有名なのかと、普段あまり小説を読むことがないのであるが、一冊だけ手にして読んだことがある。調べたところ「小説家という職業:集英社」であった。
小説家としての作品が世に出るまでを、平易な文体で記述されていた。「小説ではない、小説みたいな本」であった。その文体が平易なだけでなく、内容に嘘が感じられず、深みもあり、味わい深かった記憶が残っている。ついでに、その本を読んだのは、埼玉県飯能市に住んでいたころだ、ということも思い出した。本は、ほとんど置く場所がなくなった今では捨ててしまっているが。
【ニュース拾読み感想】社会問題が沸騰している感じがしてきて、そう容易に解決がつかないことはわかっていても、なにか焦りのようなものを感じる。花鳥風月の自然と共に残りを過ごそう、などと言ってはおれないような気がしてくる。個人の力はあまりに小さい。現役引退などとうい言葉を戒めよう・・・
村上春樹さんの記事から、ふわっと連想
故、阿部譲二さんは40歳代の後半に作家を目指したという。新聞のコラムの記事。読ませる力はさすが、だと記憶している。デビュー作は服役体験を綴った「塀の中の懲りない面々」である。その波瀾万丈であった彼の言葉、「人生の選択こそ賭け」であり、勝負を争うのは賭場に限らない。
確かに。賭けた勝負の最中にチャチャを入れられ、いろいろな妨害もあるが、勝負の最中に気を散らせたら負けだ。会社が傾けかけていた、心労の重なっていた50歳も後半のころだろうか、そのころの有象無象といわれた人脈の中に、とても著名な学者の息子さんがいた。初対面の時はわからなかったが、やがて、ドラ息子であることが分かった。あるとき、私のフトコロを当てにして一杯いかが、と誘ってきた。それでは、と近くのひなびた一杯飲み屋にはいって話を聞いた。私は無学なせいもあり、たいていは聞く側になるしかないのだが、それにしても彼の知識の豊富なことに驚くばかり。そして、やがて日常生活の現実離れした話に及ぶ。しかし、下段のエピソードのように、それはそれは遠い世界の話・人に思えた。
(彼の語るエピソード)
趣味の話になり、囲碁もかなり力があるらしいことがわかったが、そのドラ息子たちの集まりで、勝負に賭ける物がなんと「戸建ての家」だという。その真剣さがたまらない?常識を超えた面々がいるものだ。とても付き合いきれない。親の偉大な裕福な家庭に育った某氏であった。
あれから、10数年経ってしまった。 #自分史 #阿部譲二 #村上春樹
日記(2023/4/13)
親父の小言2
年忌法事をしろ
家業に精を出せ
働いて儲けて使へ
年忌法事をしろ
やっていない。
家業に精を出せ
本業を真面目にやれ、と言う意味か。あれこれさまような、という意味のようでもある。一つのことに集中しないとモノにならない、というのはわかる。しかし、これが実現できる社会には人間同士の信頼関係が不可欠である。表現難解につき、中断で失礼。
働いて儲けて使へ
他人の懐を当てにするな・・・か。 #親父の小言