［国家基金の余剰］国の府省庁が国費を投じて設立した176基金のうち、「過大なら国庫に」という基準が守られず、余剰金を抱える基金が46基金あることがわかった。識者らは国庫に戻して活用すべきだ、と訴えている。46基金のうち、国庫に返納する意向を示したのは5基金にとどまる。残りは（例：畜産・酪農収益力強化総合対策基金等事業）今後も多額の要望が見込まれるなどと返納を渋っている。
基金は独立行政法人などに設置され、毎年度、事業に必要な額を算出し国費などを積み上げて運用している、という。
【国の基金】中長期的な課題に対応する事業を行うために、「独立行政法人」を運営主体として国の一般会計から支出された補助金が原資となる。単年度主義を原則とする予算の例外枠で、中小企業や生産者への補助金交付などへの運用が可能な一方で、所轄官庁の監視が行き届きにくい問題も相次ぐ。所轄官庁が監視できなければ、国会でも議論の上げようがない。
📝つい先ごろ、コロナ禍倒産が過去最高の記事を取り上げたばかりだ。なぜそんなに余らせるのか、疑問に絶えない…
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