日記230713(木)曇り
昨日のことを書こうとしている。
1日経ただけで、思い出しにくい。天候はどうだったか等々。
ニュースを拾うのは後で「あの頃を思い出す」には役立つ(だろう)。しかし、いつか役立つは、ついぞ役に立たなかった、なんて事の方が多い気もする。
どちらにしても、ブログ記事もマンネリ化してきた。毎日アップするほどの社会的な変動があるほどでも無い。もう少し頑張ろう……(これは今朝の気持ち)
昨日は、、早い時間帯は待機なのですぐには思い出せない。空虚な時間だったのだろう。
午後3:30〜5:30 ぐらいには新宿の弁護士事務所にいた。事件に巻き込まれたのは一年ほど前になる。もっとも、影響的には、私は蚊帳の外なのだが、蚊帳の中から協力を求められ、安易に引き受けたものである。この、反応の良い安易さが私の悪い癖かもしれない。
この裁判、なんと、私が告訴人(原告)になっているのである。それで、色々弁護士の書いた(もちろん、本人の確認を得た)陳述書の確認作業があった。
関係者同士の話し合いが進む中で、私はあることをふと思い出し、突然、みんなの話を遮った。
遮らないと、その時思いついたことが消えそうな気がしたからだ。「いったい、自分は原告なんですが、なんのために告訴しようとしたのかピンとこない」と率直に訴えた。一瞬、場が凍った。自分が主体的に起こした行動ではないから、心は空洞なのだ。
原告の要約は、
某会社の社長の業務上横領(というのかどうかは専門家でないのではっきりはしない)事件に関係する。詳しくは避けるが、私が株主の1人ということになっているその会社で、わたしの知らないところで株主総会が開かれ、全株が某会社のT氏(当時の社長)に譲渡する決議が下された、とのことである。その結果、T氏の勝手な振る舞い(勝手に資金をどこかに移動したという)があって会社が損害を受けたとのことであった。
調べていくと、かなり闇は深いが、あまり詳しく書く動機はないので、大筋をまとめる。
某社の法務担当から、私がいないところで私が承諾したことになっている決議事項がある。それに対して!私は株主総会に招かれておらず、参加もしていないため、合意していません、ということ(だけ)で起訴に協力して欲しい、ということであった。
事実なので、それはいいですよ!ということを約一年前に承諾して弁護士を紹介され、そのような手続きに入った。裁判は他の関係もあったらしく長引いている。が、そろそろ私の出番で法廷に立たなければならない。事実だけ述べるのだから問題はない。
一応、想定されるやり取りのシュミレーションをやった。やる気が乏しいためか、あまり頭に入らないので、メールで資料を渡してもらうことで解散した。
帰りは何時だったのか思い出せない。思い出すにはエネルギーが必要だ。その必要もない内容だから思い出せないのではないか…
自宅は、電気が消えている。ドアを開けると猫が玄関で待っている。ほっとする。迎えてくれるのが無邪気なペットでも、とても心は安らぐ。