日記241020(日)曇晴

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6:30 起床。まだ寝ていたい気持ちを奮い立たせ、道路に出て枯葉を集めて掃除する。寒々とした空の下、枯葉が擦れ合い、木枯らしが吹いている。

木枯らしや 枯葉を集め 仰ぐ空

アスファルトの道路では、箒で葉を集めるのが難しい。清掃用の手袋でかき集める。左足が弱くなっているため、作業がきつい。休み休み進みながら、2軒先の角の家の前まで足を伸ばし、気づかれないように枯葉を取り除く。

少し体が温まった。ニュースを拾ってみよう

「1日1店消える書店、30年後7割減」こんな見出しがある。記事を要約すると、

かつて街の至るところにあった書店は、現在、1日に1店以上のペースで減少している。その結果、20年前と比べて書店の数は半分に減った。さらに、2050年代には人口が1億人を下回ることもあり、現在の約3割まで減少し、約3000店になる可能性がある。このような状況により、近くに書店がないため本の購入が困難な「読書難民」が全国で増えるおそれがある。

とある。読書難民というが、それは疑問だ。今やAmazon他のネットショップで気軽に購入できる時代だ。特に本屋が必須というものではない。同じ本で古本で済ますことも可能だし、半値以下で買える。

ただし、やはり本屋には本屋の味があるので、本屋が消えるのは寂しい。せめて神保町の本屋街は残って欲しいものだ。

ニュース

衆院選、Xの話題は政治とカネ　政策論争より投稿多く

日経新聞のリサーチによると下図のような話題順になっているという。

これを見ると、裏金問題が際立っている。次に、低所得層に重い消費税問題、続いて不記載問題、年金の問題が続く。

残念なことに、政策論争はまったく目立たない。これが庶民というものなのだろう。面倒な政策は、信頼して投票した政治家に任せるという理想的な分業の形ではある。

しかし、現実には裏金問題に限らず、汚職事件が繰り返されている。人に任せると、任せきりになりがちだ。そこで必要なのがチェック機構である。しかし、その機能が十分でないため、そこから綻びが生じるのが今現在時点での政治のレベルだろう。それは大衆の大半の意識レベルの裏返しであり、少しづつ進化しているとは思う。生きている間に、どこまで辿り着くものだろうか？

自民党の森山幹事長、衆院選後の政権枠組み拡大否定せず

（要約）自民党の森山裕幹事長は、20日のNHK番組で、衆院選後に自公連立政権の枠組み拡大の可能性を否定しなかった。「過半数割れに関わらず、国の発展を目指す政党とは協議を前向きに行うべき」と述べたが、具体的な相手については「どの党か念頭に置いているわけではない」と説明した。

一方、立憲民主党の小川淳也幹事長は、「自民党に代わる選択肢を用意することが歴史的使命であり、宿命」と強調し、「政権交代の受け皿を目指す」と述べた。

✍️この記事から推測すると、連立政権の枠組みの拡大候補として考えられるのは、①維新の会、②国民民主党あたりだと思われる。少なくとも、立憲民主党は政権交代を方針のキーワードとして掲げているため、与党との馴れ合いはないと見てよい。当然ながら、共産党やれいわ新選組と組むことは考えにくく、政権運営の形が想像できる。

✍️ ここで思うのは、自民党が資金力を背景に、財政的に厳しい野党をねじ伏せ、味方につける構図であろうという点である。

正社員、待遇下げ非正規と「平等」 ‖ 最高裁容認の衝撃

（要約）

最高裁の決定
→ 7月に、正社員の待遇を下げて非正規社員との格差をなくす手法を容認。
東京地裁の判決
→ 5月に同様の判決を出している。
格差解消策の影響
→ 非正規社員の手当を増やすのではなく、正社員の手当を減らす形で進められる可能性。
→ この手法が広がると、多くの労働者に不利益をもたらす恐れがある。
働き手の意識変革の必要性
→ 手当込みの賃金を当然とする考え方を見直す必要がある。