日記250120(月)曇小雨

▶︎株､トランプ氏の｢初日は独裁｣警戒　日本に関税なら急落

（要約）トランプ氏の2度目の米大統領就任式が日本時間21日未明に行われる。金融市場はトランプ氏が初日に大統領令を多数署名する可能性を警戒しており、特に関税引き上げ対象国に日本が含まれるといった事態に市場が動揺する懸念がある。21日の注目点は、署名のタイミングと内容であり、それによって株式市場が回復するか、さらなるリスク回避が進むかが決まる。式典は極寒のため屋内で開催され、午前7時ごろに大統領令署名が予想される。市場はこれに備えて慎重な姿勢を崩していない。

（細部） トランプ氏は昨年11月、就任初日に中国からのほぼ全ての輸入品に追加で10%、カナダとメキシコについても25%の関税を課すと表明しており、表明済みの関税策については市場では織り込みが進んでいる。これが確定しているのかどうか、発表したら違っていたとなると市場は乱高下必至である。

▶︎高校無償化と予算成立で自民板挟み　根強い｢親の責任｣論

自民、公明両党と日本維新の会は、2025年度予算案の修正に向けた実務者協議を進めており、維新が求める所得制限を設けない高校授業料の無償化が議論の焦点となっている。無償化は旧民主党政権が掲げた政策で、自民党はかつてこれを批判してきた。維新は予算案への賛成条件として無償化を主張しており、自公両党は維新の協力を得て衆院で過半数を確保する狙いがある。一方、自民党内では「無償化はバラマキ」との懸念があり、教育の質向上が伴わない可能性を指摘している。完全な所得制限撤廃には慎重な姿勢を維持している。✍️個人的には完全無償化にすべきだと思う。質を疑問視する必要はない。それは性悪説の発想であり、進歩がない。完璧を目指さずとも、質は後から向上してくると思うのである。否定的な可能性を論じて停滞するなら進歩が遅れるのみである。

▶︎「北朝鮮兵、味方の犠牲無視で突進」ウクライナ兵の証言

まるで人命が物のように扱われている。時代錯誤も甚だしい。証言によると、

「北朝鮮兵は交戦状態に入ると、自軍にいくら負傷者や死者がでても退却しようとしない。部隊の立て直しもせず、負傷者や死者を踏みつけにして、同じ激しさで突進を続ける。北朝鮮兵が使う兵器は粗悪で時代遅れだが、肉体面、精神面ではかなり高度なレベルに訓練されている」

✍️かつての軍国時代の日本軍を思わせないだろうか？それだけ人権のない時代だったのだ。日露戦争の「203高地」の攻略など詳しくは忘れたが似たようなイメージが浮かぶ。ロシアの軍人が逃げ出すほど凄まじかったと聞いた気がする。

▶︎「ゾンビ企業」7年ぶり減少　価格転嫁や新陳代謝進む

ゾンビ企業とは、本業の利益で借入金の利払いをまかなえない企業のことをいう。それが減少したという記事であるが、その要因を辿れば、公平な見方とは言えない。なぜなら、倒産や廃業による市場からの退出もゾンビ企業の減少につながったとみられ、足元でも企業の新陳代謝が進んでいる可能性があるためである。

⇒ニュースはここまで。

✍️ 昨夜、深夜に目が覚めた際、ついYouTubeを見てしまい、その後再び眠りについたが、夢の中でもその内容を聞き続けていた。浅い睡眠を取ったため、今朝はやや疲れが残っている。

国際ジャーナリスト堤未果氏の独特な語り口が印象に残り、特に「政府は必ず嘘をつく」という一節が興味深かった。この言葉は、氏が米大学院でジャーナリズムを研究して得たアメリカ的視点に基づいているという。

具体的な説明もあったが、これは一般的な真実の一部を突いた指摘と言えるだろう。ただし、全てが嘘というわけではなく、「都合の良い嘘をつくことがある」と解釈すべきだ。人を疑うことは心地よい行為ではないが、政治の文脈では例外のように思われる。

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